生理に関する悩み

海に行くのに生理!?海に入っても大丈夫?入る方法とは

夏になれば、アウトドアスポーツも海やプールと広がりワクワクする事が増えてきます。

女性は毎月「生理」が来るので、楽しいイベントと重なると「どうしようかな」と迷いますよね。

身体を冷やすと生理痛も悪化しやすいので、できれば避けるべきですが、旅行となるとそうもいかなくなります。

どうしても海に行きたい!でも生理が来そうな時にはどんな対処が必要なのでしょうか?

海に行くのに生理!?海に入っても大丈夫?入る方法とは

そもそも生理中に海に入って良いの?

タンポンでなんとかしのぐ方法もありますが、生理中に水に入って身体を冷やしてしまうと生理痛みがぶり返したり悪化する恐れがあります。

短時間ならいざ知らず、ダイビングのように長時間入っていれば体調も悪くなるばかり。

これは海岸にいても同じ事で、潮風は身体を冷す力があるので基本的にはお勧め出来ません。

衛生面から見ても生理中は海を避けるべき

生理後半で、経血が少ない場合にはタンポンを使用すれば問題はないと言われています。

ですが生理中は、ナプキンや経血により雑菌が繁殖しやすくなっています。

万が一、感染症になっていると雑菌がさらに増えてしまい後々治療を行わなくてはならなくなります。

ビデを使えば良いような気もしますが、洗いすぎて自力の洗浄能力を低下させてしまうとかえって不衛生になってしまうので海に入った時は避けた方が良いでしょう。

生理だけどどうしても海に行きたい!さあ、どうする?

生理だけどどうしても海に行きたい!さあ、どうする?

どうしても海に入りたい時には、ナプキンをつけるわけにはいきません。

基本はタンポンを使うのが一番なので、しっかりと奥まで挿入する事が必要です。

使い方さえしっかりしていれは快適に過ごせるので、量で使い分けをするようにしましょう。

トイレで交換を忘れない

遊びに夢中になるとタンポンの取り替えを忘れてしまうことがあります。

トイレに行きたくなくても、タンポンは3時間程度で取り替えてください。

海の中では、経血は少ないのですが陸に上がると一気に経血が増えます。

タンポンの紐は切らない

動くと紐がはみ出たり、海水が入り込むのを心配する人がいますが余程でなくてはそんな事はありません。

生理中なら水着のデザインを考えて見るのも良いですね。

ピルを利用することで生理を遅らせる

どうしても海に入りたいけど、衛生面を考えると躊躇する。

そんな時には、ピルを使って生理予定日をずらしてしまう方法もあります。

初めてピルを利用するなら、婦人科を受診して処方して貰いましょう。

自分で購入も出来ますが、先ずは感染症や他の病気が無いかを調べる事も含めて、婦人科で診察して貰ってください。

月経前症候群の疑いがある人も、この機会に調べて貰うと良いですよ。

ピルについての詳しい内容は過去記事で説明していますよ!→ピルって本当に安全?服用で考えられる影響とは?

服用は正しくすること

海に行きたいのであれば、生理の予定日前から服用しなくてはいけません。

予定日5日前から飲み始めますが、周期が乱れがちな人は病院で説明を受けたりする必要があります。

服用をやめれば生理は始まるので、海に行って帰るまでは忘れずに飲む必要があります。

一番安定しているので、お勧めですが初めての人は生理が来たときの症状が悪化する事もあるので気をつけてください。

婦人科にはいつ頃迄に行くの?

予定があらかじめ決まっているなら、出掛ける時に始まる生理の前の受診が一番良いと思います。

直前に決まった場合には、1週間前が理想的。

飲むタイミングがずれてしまうと、生理が始まってしまいピルが効かなくなってしまうので注意してください。

ピルとタンポンどっちが負担にならない?

金銭的な事を言えば、タンポンの方が安く済みますが、衛生面やメンタル、身体の負担を考えるとピルの方が安全です。

生理を遅らせる為のピルは、身体に負担のない低量ピルですから副作用もないですし身体の負担もありません。

吐き気があると言われるのは、中量等の濃度が高いもので、最近は低量ピルが月経異常の治療としても用いられるようになり安全性も確立しています。

どちらにしても身体を冷やさないように

海に入って夢中になるとついつい身体が冷えてしまいます。

ピルを飲んでいれば、体温が高くなるので冷えを感じにくいのですが短期間で服用をやめる場合、その後の生理が酷くなる事も考えられます。

お腹を冷やさないように、タオルで水分を拭き取り上着を着たりショートパンツを履くなどして冷えすぎないようにしてください。

万が一の備えはきちんとしておこう!

タンポンを使用した場合、海に入り冷えたことで漏れてしまう可能性もないとは言えません。

色の濃いパンツやタオルを用意して腰に巻いたり履いてしまえば目立たなくなるので「黒っぽい」ものを何枚か持っていきましょう。

血液は空気に触れると黒くなるので、黒っぽいタオルが安心です。

ナプキンやタンポンも予備に持ち歩いておけば、もしもの時に焦りません。

海外旅行であればなおの事、カバンに入れておきましょう。

海外のタンポンサイズは日本人向けではないので注意が必要です。

まとめ

生理中は、免疫も低下しているので感染症にもなりやすくなります。
生理中に海に入る場合は、体調をしっかり整え、海を楽しめるように元気に出発してください。

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