彼氏・好きな人に関する悩み

なぜ結婚したがるの?結婚を焦る男性の心理とは?

男性とある程度付き合って、結婚を意識するようになったけれどなかなか彼氏がプロポーズしてくれない…という悩みも切実ですが、反対に、こちらはそこまで結婚を考えていないのになぜかやたらと彼氏が結婚したがる、というケースもありますよね。

結婚したがる彼氏、結婚を焦る彼氏というのは、果たして何を考えているのでしょうか。
ここでは、結婚したがる男性の心理を掘り下げます。

なぜ結婚したがるの?結婚を焦る男性の心理とは?

なぜ?結婚を焦る男性

一般的に、「結婚を焦る」というと、女性側がとる行動のイメージが多いです。
女性はどうしても、出産しやすい年齢層というものがありますし、早く結婚して子供を産みたい!と思うあまり、つい結婚に焦ってしまう人が少なくないのですね。

男性はその点に関していえば、女性ほど結婚を焦る必要はなさそうなものです。なのになぜ、男性が結婚を焦るのでしょうか。

そこにはいくつかの理由が考えられます。

親や周囲から結婚を急かされている

男性が結婚したがる理由で多いのは、両親からの「そろそろいい人いないのかい」「孫の顔も見せない気か」という催促を受けて、結婚に焦り始めたパターン。
親はだんだん年をとりますし、少しでも元気なうちに孫の世話もしたい、という気持ちから、息子の結婚に干渉してくるケースも少なくありません。

中には、その男性の親が勝手に息子を結婚相談所へ登録させたり、見合い話を取りつけてくるなどの、現代ではあまり喜ばしくない行動に出てしまう場合すらあるようです。男性の親の知人や親戚内がみんな孫を持っていると特に、「うちも早く」とばかり、息子の結婚を急かすことが増えていきます。

また、親以外でも、会社の上司や目上の人などが、「君も早く身を固めなさい」と男性を煽っているケースもあります。
これは現代では、男女問わず独身の人にしつこく結婚を勧めるのはモラハラ・セクハラだとする考えが広まり、徐々に少なくなってきてはいますが、まだまだ地方などではよくあることです。

出世を考えて結婚を急いでいる

こちらも、昔ながらの考えで今も根強くある概念のひとつで、「男性は家庭を持ってこそ一人前で、もし離婚すれば出世コースから外れる」という因習を残している社風もまだ多くあります。

順調な出世のためには早く結婚しないと、という思いで、昇進を視野に入れたとたん結婚に焦りだす男性も少なくないのでしょう。

それ以外の、個人的な理由

上記二つは、その男性の率直な本心からではない、外部のもろもろを考慮した結果での結婚を焦る理由でしたが、それ以外の個人的な理由から結婚したがる男性も当然たくさんいます。

その理由は例えば、

・純粋に家庭を築きたい、子供が欲しい
・独身一人暮らしにも疲れて、家で出迎えてくれる存在が欲しくなった
・家事をやってくれる人が欲しい
・一人はもう寂しい
・何かあった時、孤独死したくない
・これからの人生を支え合って生きていけるようなパートナーが欲しい
・結婚して親を安心させたい、家を継ぎたい

などが挙げられます。

これらの結婚したがる理由はどれかひとつのこともあれば、いくつかを複合して持っている場合もあるでしょう。周囲の多くの人が、30代前半から後半にかけて続々と結婚していき、友人や同僚との付き合い方も変化していく中で、男性が「自分も結婚して家庭を持ちたい」と思うようになるのもまた、ある意味で自然な流れなのかもしれません。

結婚したがる男性の特徴は?

では、結婚したがる男性の特徴は、どんなものがあるでしょうか。まず、なんとなくそわそわしていて、落ち着きや余裕がない感じがしたりします。

また、女性と親しくなる上で展開を進展させようとする行動が多く、連絡先を早い段階で聞く、すぐにデートに誘う、次回のデートの約束も取りつけるなど、少しでも早く女性と打ち解けようとします。

人によっては、ちょっと若づくりだったり、やたらと明るく元気に、そして優しく親切に振る舞っていたりすることもあります。

一度つながった出会いを無駄にしたくないという思いから、女性からの連絡や返信が遅れると、何度か追加でメールや電話、LINEを送ってきたりもします。

それらは、結婚への熱意の表れでもあるので、それ自体は別に悪い行為ではありません。
ただ、女性側として少し注意が必要なのは、その男性がそこまで結婚に対して熱意を燃やし、結婚したがる理由の奥にはどんな本心があるのか?という部分です。

結婚したがる男の本心とは…

もちろん、結婚したがる人が全てそうだというわけではありませんが、中には「結婚したら家事を奥さん任せにして楽できる」「結婚してしまえば奥さんの収入もあてにできる」などと考え、それだけを目的に結婚したがる困った男もいるのです。

この手の魂胆を持った男性は、付き合っている最中はとても優しく、何かにつけてプレゼントをくれたり、こまめな連絡をくれたりします。細やかな気づかいができて、彼氏としては申し分のない優しい男性といえます。

しかし、こういう男性に限って、結婚したらまさに「釣った魚にエサはやらない」で、とたんに気配りもプレゼントもなくなり、家事や育児には協力せず休日はゴロゴロ寝てばかり、最悪は浮気や、夫婦の財産に手をつける…などのダメ夫になりやすいのです。

「君を一生幸せにする、って言ったくせに!」と怒っている既婚女性は、かなり多いのではないでしょうか。

だからこそ、女性はよくよく考えて男性を観察し、浮かれず冷静に彼の本心を探る必要があるのです。

男性が本当に、自分と一生をともにしたくて結婚したいと思ってくれているのか、何か他の魂胆があって結婚したがっているのか、見抜いて対処するのは女性です。
「結婚したい」というアピールを受けるのは嬉しいことですが、しっかりと将来を見据えて、舞い上がらずに彼の本心へ注目していきましょう。

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