美容と健康

顔汗ダラダラ!すぐできる止める方法・対策まとめ

緊張すると顔から汗がダラダラ出てしまう、暑い日には汗でメイクが落ちやすい。

汗の悩みは体だけでなく、頭や顔、首にまで及びます。

そんな汗をなんとかしたい止めたい人のために対処法をまとめます。

顔汗ダラダラ!すぐできる止める方法・対策まとめ

顔汗はなぜかいてしまうの?

健康な人は、全身から汗がでるものですが顔だけなぜか汗が多いのは代謝が悪い、運動不足により起こっているとも考えられます。

汗は全身の体温調節をするためにかくものです。

エクリン腺が体温調節を司り、約半分程度が活動しています。

運動習慣がないと汗腺が働かなくなり、冷えやすい下半身の汗が少なく心臓から上の汗腺が活発になります。

すると顔に汗が増えてしまい、そこだけがベタベタするようになるのです。

顔汗がベタベタするのはなぜ?

体温調節するエクリン腺の汗はサラサラで無臭です。

汗をかいてもすぐに蒸発するので肌の表面もべたつきません。

通常は水分とわずかなミネラルが汗に混ざりますが、運動不足の人は体のミネラル成分を血液に戻す事ができないので、一度汗がでるとミネラルが放出されてベタベタしやすくなります。

また緊張やストレスを感じた時に顔汗がでるのは、交感神経が刺激されておこるので汗腺の働きが悪くベタついた汗になりやすいのです。

顔汗が止まらないのは顔面多汗症?

運動したり緊張して顔汗がでる、香辛料たっぷりの食事で顔から汗が吹き出すのは交感神経が刺激されるからです。

ところが涼しい場所にいても、リラックスしていても汗が止まらないのは顔面多汗症かもしれません。

汗がいつも吹き出てメイクが崩れたり、したたり落ちるような場合には病院での治療が必要です。

早く汗を止めたい!そんな時に使える対処法

デート前や会議など大切な時に顔の汗が気になってしまう!

そんな時には即効性のある方法で汗を止めたいもの。

簡単でお金をかけずに顔汗対策をしたいなら次の事を試してみましょう。

首を冷やして顔汗を止める

首の後ろには頸動脈があります。これを冷たいタオルや保冷剤で冷やすと、一時的ですが汗が止まります。

凍らせたペットボトルや、ひんやりタオルなどを利用するのも良いですよ。

脇の下を圧迫する

舞妓さんは帯を締めることで、上半身の汗をかきにくくしてします。

半側発汗を利用した方法で、脇の下をさらしやベルトで抑えて顔汗を止めます。

そうなると下半身の汗が増えますが、どうしても顔汗をかきたくないならやってみましょう。

ツボ押しで汗を止める!

手の小指側に「後けい」というツボがあります。

手をグーに握ると付けね辺りに線が見えるはず。

ここを軽く押すと顔汗が止まりやすくなります。

脇の下のツボ大包(たいはう)

ブラジャーのラインの丁度下辺り。さらしを巻くのは・・・な人はここを親指で押してみてください。

顔の制汗剤を利用してみよう!

制汗剤は脇に使うものが多いのですが、実は顔専用の制汗剤もあるんです。

顔に使える制汗剤は、メイクの崩れを抑えてくれますし全身にも使えるので便利です。

病院での治療を受けてみる

滴るほどの顔汗の場合、顔面多汗症の可能性が高くなります。

原因ははっきりしていませんが、自律神経のバランス乱れた事で起こるのではないかとも考えられています。

ボトックス注射

ボトックス注射は、半年程の効果があり効果が切れたらまた打たなくてはなりません。

額の汗が多い場合、治療で勧められますが顔全体には治療が難しいようです。

外用薬での治療

漢方薬や精神安定剤、神経遮断薬など顔汗の状態により処方されます。

根本的な解決をしたいなら生活習慣を見直して!

顔汗はベタベタするので、かゆくなるし良いことはまったくありません。

焦れば焦る程に汗が吹き出すので、どうにもなりません。

一時的な解決をしても根本的なことをしっかりしないと意味がありませんね。

運動習慣をつける

部分的な汗は体からのサインですから、全身から良い汗をかけるように運動する事を考えましょう。

下半身が冷えると汗をかきにくくなりますから、全身からしっかり汗をかけるようにウォーキングなどの全身運動をはじめましょう。

ストレスを解消してリラックス!

自律神経のバランスをとるには運動習慣が大切です。

顔汗ばかりを気にしていると、それがストレスになりより汗が増えてしまいます。

大きな深呼吸をしたり、深い呼吸ができるヨガやストレッチでリラックスしましょう。

このような習慣と制汗剤を利用して、毎日の顔汗を少しずつ減らしていけば、気持ちも体もどんどん軽くなり自然と顔汗も止まります。

できない事は無理にやらなくても良いですからやれる事から始めましょう。

まとめ

さらしなどはかなりキツくしないと効果がなく、仕事中は苦しくてストレスになってしまいます。

制汗剤の利用や運動習慣をつけてストレスを解消するのが一番ベストな方法です。

ツボは、体の巡りをよくするので方法として取り入れても良いでしょう。

根本的な顔汗の原因対策をする事で、自然に汗がひいていくもの。

自分の生活習慣の中に問題がなにか隠れていないのか立ち止まって考えてみましょう。

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