美容と健康

マツエクが痛い!増加傾向のマツエクトラブルの原因とは?

ナチュラルメイクには欠かせないアイメイク。中でも目力アップの為に人気が高いのがまつエクです。

つけまつ毛やマスカラのように、毎回鏡で格闘しなくても、パッチリした目になれるとあり人気も高くなっています。

メイクを落としても、目元がハッキリしている事も満足感があり、ホットビューラーを使えばカールもキープ出来るので、年齢問わず人気がありますよね。

ところが、そんなマツエクのトラブルも増えていてチクチクしたり、目が痛い、頭痛がするなどのトラブルも報告されています。

お洒落女子必須のマツエクですが、始める前に幾つか注意をする事もあります。

キレイをキープする為にマツエクで気を付ける事は何でしょう。

マツエクが痛い!増加傾向のマツエクトラブルの原因とは?

まつエクでどんなトラブルがあるの?

サロンで試術をすると、クルンとカールしたまつ毛が手に入るまつエク。

自前のまつ毛に、シルク等を使った人工まつ毛を接着するのですが、その時に使うのがグルーと呼ばれる接着剤。

全てのサロンで使うグルーが同じではないので、人によってはアレルギーを起こす事もあります。

特に目は皮膚が薄くデリケートなので、グルーは肌に合わずに痛みやかゆみを引き起こしたり赤くなる事もあるのです。

また、まつエクをしても自分のまつ毛は自然に生えてくるので、生え変わりによりエクステも同時に取れてしまいます。

この時に、まつエクで使用したグルーが目元に残り目に入ることで角膜を傷つけたりする事もあります。

コンタクトをしていると、このグルーが目に入り痛みが強く出る事もあるようです。

目をこすったりする事で、際に残ったグルーが入るのが原因です。

施術後にまつエクが落ちるのを恐れて、キレイにしない事も原因の1つ。

きちんと専用のアイシャンプーで洗浄するのもトラブル防止の1つです。

まつ毛は髪と同じで生え変わります。

同時にまつエクも抜けますが、トラブルにより切れてしまう・抜けてしまう事もあります。

まつ毛の毛根が傷ついていなければ生えてきますが、グルーや摩擦で炎症を起こすと生えなくなる事態にも!

まつエクでトラブルが起きたら、先ずは眼科を受診し炎症を抑えて治療をしましょう。

未熟なスタッフによる施術が原因に!

国民消費者センターに報告されているトラブルで多いのは、未熟な施術でまつエク後に痛みが出る・かゆみや炎症が起きたというものです。

多くが瞼(まぶた)の炎症ですが、中にはまつエク後に目が赤くなったり、目が腫れてしまった、洗顔で痛みがある、結膜炎など『皮膚以外』にもトラブルが増えています。

カウンセリングでパッチテストをせずに施術をしてしまったり、技術が未熟な為にまつエクのグルーが皮膚や角膜についてしまう事から起こっています。

まつエクもネイルもエステや脱サロも『女性の美を応援する』為の場所です。

そんなサロンで起こってはいけない『技術不足』とは何とも残念でなりません。

まつエクは、年々需要が増えていますが『美容師免許』を持っているスタッフしか行えません。

ましてやまつエクの講習を受けて資格を取得しなくては施術できないものです。

安易にまつエクを始めたサロンや格安の美容院での施術は非常に危険です。

炎症で終われば良いのですが、角膜を傷つけると失明の危険性もありますし、まつエクをしてから視力が低下してしまった人もいます。

簡単なようなまつエクですが、一歩間違えると人生さえも変わってしまう事もあります。

まつエクトラブルを回避するために

まつエクトラブルを回避するために

まつエクは、決して安いものではありません。

だからといって安易に『格安のサロン』を選ぶのは良くありません。

自分の大切なまつ毛だけでなく、目を守る為にも信頼出来るサロンを選びましょう。

腕の良いサロンでは、そうそう安易にまつエクを始めませんので、行き付けのサロンで『まつエクはやらないのですか?』と訪ねたり、腕の良いサロンを紹介してもらいましょう。

不衛生によるトラブル対処

瞼の縁には皮脂を出す毛穴があります。

これは涙を蒸発させずに目を守る役目をしているのですが、まつエクのグルーによりこの分泌が上手くいかなくなるとドライアイや充血、異物感を引き起こします。

アイメイクをクレンジングで一気に落としたり、まつエクが落ちるのが怖くてアイメイクをおざなりに落としているとこのマイボーム腺が機能しなくなるのです。

海外では、目元の洗浄をするのは洗顔と同じようにポピュラーです。

まつエクをするからこそ、目元を清潔にしておくのも大切な事です。

不衛生な事から、まつエクのグルーが上手く乗らずにトラブルの原因になっている事も考えられます。

違和感があったら直ぐに病院に行きましょう。

数日後にも、違和感があったりコンタクトを入れると痛みがある、皮膚が腫れてしまった等が起こることもあります。

まとめ

トラブル防止には、きちんとしたサロンを選ぶ事に加えて、目元のクレンジングをしっかりすること、やたらと目をこすったりしない事も大切です。

サロンを選ぶときには、口コミだけでなく『スタッフが資格を持っているか』『衛生的な環境か』『カウンセリング内容が満足できるのか』『アレルギーのパッチテストを行っているか』が判断材料になるでしょう。

しっかりしたサロンでまつエクを行えば、ぱっちりした目元を手に入れられます。

より安全にまつエクを楽しむためにも、サロン任せにせずにセルフケアについても見直しておきましょう。

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