性に関する悩み

性交痛の悩み!入口がヒリヒリ痛い原因とは?

とにかく性交しようとすると、入り口が痛くて仕方がない・・・。

これでは誘われても、苦痛でしかありません。

ローションを使っても改善できない。急に痛くなって困っている人もいると思います。

更年期後には起こりやすいのですが、最近は若い女性も入口の痛みに悩んでいます。

この性交痛による入口の痛みをなんとかしたい!そんな女性の為に原因と対策をまとめました。

少しでも解決の糸口になれば幸いです。

性交痛の悩み!入口がヒリヒリ痛い原因とは?

性交痛の入口の痛みは我慢しない事

入口で性交痛があると、その後は苦痛でしかありません。

一番良くないのは『我慢する事』です。

いいムードになったのに痛いからと、やめてもらうのは申し訳ない。

怒ったら?嫌われたくない。

そんな気持ちで受け入れていませんか?

苦痛を受け入れてしまうと、それはストレスに変換されます。

エッチは大好きな彼との大切な時間のはず。

それを我慢する事で過ごすなんて、もったいないですよね。

愛し合う二人の素晴らしい時間を、苦痛な時間にしてしまえばエッチ自体が楽しくもなんともなくなります。

そうなると良いムードになっても、潤滑液が分泌されずに『エッチはしたくない!』となってしまいます。

痛みを我慢する事で、二人の関係が劣悪になってしまうのは避けたいもの。

夫婦ならセックスレスの原因や浮気にも繋がります。

痛みを我慢する事は精神的にも肉体的にもストレスを生み出すだけ。

痛みを感じたら、その原因をしっかりて探る事が大切なのです。

入り口に性交痛がある場合

膣の入口に痛みがある場合には、粘膜が弱っている・潤滑が上手くいっていない事が考えられます。

膣炎を起こすと、粘膜自体が弱っているので少しの刺激でもヒリヒリしてしまいます。

この膣炎は加齢により発症率も高くなるので注意が必要です。

生理前にはプロゲステロンの分泌が高まるために、潤滑液も少なくなりますし、血行も少なくなるので粘膜が薄くなっています。

無理矢理性交をしようとしたりすると、薄い粘膜が摩擦に耐えられずに痛みを感じてしまうのです。

更年期に入ると、エストロゲンの分泌が低下するので、萎縮性膣炎を起こしやすく、膀胱炎や尿漏れ等も起こしやすくなります。

同時に性交痛も感じやすくなるので、婦人科で治療を行う必要があるのです。

ストレスや心因的なものでも性交痛を感じます

エッチに対して、恐怖感があったりパートナーとの関係が上手く行っていない、妊娠したら・・・との不安感情が性交痛に繋がる事があります。

女性は、メンタル面と性欲は同期する為に気持ちが盛り上がらないと潤滑液が不足したり膣が委縮してしまい性交痛に繋がってしまうのです。

パートナーとの心の繋がりが、薄くなる事で身体が自然に拒否してしまうのが原因なのです。

膣乾燥症による入口の性交痛

膣乾燥症による入口の性交痛

どんなに良いムードになっても、潤滑液が分泌されない。

不感症かも知れないと放置する人が多いようです。

膣内は女性ホルモンで分泌液が出ているのですが、自己免疫の低下や女性ホルモンの低下により分泌液が少なくなり膣内が乾燥してしまう事で挿入時に入口に痛みを感じるようになります。

更年期後には多いのですが、最近は若い女性にも見られます。

エストロゲンの分泌不足が原因であれば、ホルモン治療で改善できますし、ゼリーやローションを使うことで性交痛を和らげる事も出来ます。

漢方薬での治療もあるので、悩んでいないで婦人科で診察を受けましょう。

最近増えているラテックスアレルギー

最近増えているラテックスアレルギー

特に検査をしても病気はなく、性交痛がある場合はコンドームによるアレルギーが原因かも知れません。

最近増えているアレルギーの1つで、輪ゴムやゴム手袋でも腫れたり湿疹を起こす事があります。

今までも使っていたのに?!と思われるかも知れませんがアレルギーは突然起きてしまうので、急に性交痛が起きるようならコンドームも見直しが必要です。

ラテックス製ではなく、ポリウレタン製を選びましょう。

それでも性交痛があるなら、他に原因があると考えるべき。

コンドームが原因だからと使わないでいると、妊娠だけでなく性病リスクを高くしてしまいます。

色んな面から性交痛の原因を考えるべき

病気や先天性の子宮の具合は、婦人科で診察を受ければ診断されます。

特に身体に問題がないとなると、メンタル的な事が原因です。

多くの女性が、自分では気づいていないストレスやパートナーへの不満や不安を持っていて、気乗りがしなくても空気を壊すのが嫌で受け入れています。

ほんの小さなストレスも、積もれば大きなストレスとなりホルモンバランスを崩す原因となるもの。

普段からパートナーとの関係をしっかりと築いて、何でも話せるようにしておく事も大切ですね。

まとめ

性交痛だけでも気分が滅入るので、病気かもと考えれば更に憂鬱になります。

ですが自分の身体を守る為にも、婦人科検診を受けることをお勧めします。

何もなければ、後はどう二人で楽しめるのかお互いに話し合ってみる事が大切。

無理をしたり我慢する事は、余計に痛みを感じるだけです。

我慢しない、素敵な時間を過ごすためにも考えてください。

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