美容と健康

ビキニラインの黒ずみの原因と解消法

ビキニラインの黒ずみ、気になっていませんか?

デリケートなビキニラインは、水着になると目に付きますしパートナーや恋人の前でも黒ずんでいるのは恥ずかしいと感じます。

他人には相談が出来ないので、どうすれば良いのかと悩みを抱える人も多いもの。

正しいケアをすればビキニラインの黒ずみも改善できますのできちんとした知識を持ちましょう。

ビキニライン(Vライン)の黒ずみの原因と解消法

ビキニラインの黒ずみの原因とは?

ビキニラインの黒ずみは色んな要因により起きています。

1つ1つを見直して改善する為には、自分はどうしてそうなったのかを知るのも大切な事です。

1.下着の締め付けや摩擦

お洒落な下着は『勝負下着』と呼ばれセクシーで女性らしいレースやフリルを使用したものが多くありますよね。

特別な時に身に付ける程度なら問題はありませんが、常にビキニラインにゴム部分が当たっりサイズの合わない下着を身に付けていると歩いたり動くたびに摩擦を受けてしまいます。

肌は刺激を受けるとメラニンを生成して防御するシステムがあるのですが、ビキニラインの皮膚は薄いために通常よりも角質が固く厚くなりやすい場所。

その為に肌が自分を守ろうと肌のターンオーバーを早めてしまい、色素が沈着しやすくなるのです。

摩擦により色素が沈着することに加えて角質が厚くなると『角質化』してしまい、ビキニラインにザラザラとして黒ずみとなり残ります。

これに加えて、スキニージーンズのような股を押さえつけるようなパンツを履くと更に血行までも阻害し色素沈着が強くなります。

スポーツや自転車のように股関節を動かす時間が長いときには、ビキニラインを刺激しない下着やウェア・パンツを選びましょう。

下着の素材も、通気性に優れたコットンやシルク素材でボクサータイプがお勧めです。

2.摩擦による炎症

ビキニラインが下着や衣類の締め付けを受けると、血行が悪くなり肌も炎症を起こします。

加えて尿やおりもの、生理用のナプキンによる蒸れ、石鹸やニキビや吹き出物、自己処理により更に炎症が広がります。

きつく締め付けると、かゆみが出るのですが、かいてしまうと雑菌が入り込み炎症が強くなります。

ゴムでみみず腫のようになったり、鬱血も炎症を起こしやすいので、塗り薬で炎症抑えたりかゆみ止めを塗るなどして炎症を起こさないようにしましょう。

3.自己処理による炎症

夏の水着や下着からはみ出るアンダーヘアを毛抜きやカミソリで処理すると、肌は刺激を受けますからメラニン生成が活発になります。

毛抜きやワックス脱毛は、皮膚をつまんで刺激を与えるだけでなく雑菌を繁殖させてしまいます。

自己処理は簡単ですが、リスクが高いので『どうしても緊急に処理をしなくてはいけない』場合には正しい処理方法で行いましょう。

自己処理がやむ無い場合には、電動式のカミソリが安全です。
出来ればサロンで脱毛した方が安全でキレイになりますのでスケジュールや予算に合わせて脱毛してしまう方が良いと思います。

4.ホルモンバランスの乱れ

ホルモンのバランスが乱れると、シミが出来やすくなります。

生理不順の人はビキニラインにも色素が沈着しやすいので、基礎体温をしっかりつけて異変があるなら婦人科を受診しましょう。

食事では女性ホルモンと同じ働きをする大豆イソフラボンを積極的に摂取して、夜型の生活習慣を改め女性ホルモンのバランスが安定するようにしていく事も大切です。

ビキニラインの黒ずみケア・対策法

出来てしまったビキニラインの黒ずみはケアをして改善・対策していきます。

長年で沈着したビキニラインの黒ずみが直ぐにキレイになるわけではありませんが、根気よくケアをする事により改善・消すも出来ますから『諦めない』『ビキニラインに刺激を与えない』事を頭に入れておきましょう。

セルフケア

角質を柔らかくして、余分な角質を落として色素沈着を改善します。

ボディの角質を落とすピーリングローションや市販クリーム等で根気よくケアをします。

デリケートな部位ですから、必ずソフトで刺激のないものを選びましょう。

ビキニラインの黒ずみは重曹クリームで消す

ビキニラインの黒ずみ対策・美白に良いと言われているのが重曹クリーム!

重曹は家庭に良くあるアイテムなので、とてもおすすめでビキニラインの黒ずみ解消が出来ると噂です。

重曹の研磨作用と、弱アルカリ性の性質が古くなった角質や堆積する皮脂などの酸性の物質を中和し優しく洗い流してくれます。

ただし、メラニン色素を消す作用はないので、そこは注意が必要!

クリニックによるビキニラインの黒ずみのケア

美容クリニックや美容皮膚科では内服や外用薬でビキニラインの黒ずみのケアが出来ます。

ハイドロキノンやトレチノインのように、メラニンを抑制して肌のターンオーバーを促すクリームを定期的に塗ることにより黒ずみを自然な方法で改善します。

内服薬では、抗酸化作用のあるビタミンC、Eをはじめとしてトラネキムサンが処方されます。
普段からマルチビタミンのサプリメントや食事でビタミン群を摂取するのも効果的です。

即効性のあるレーザー治療でビキニラインの黒ずみを解消

ビキニラインの黒ずみ解消の即効性が高く、美白効果も高いのがレーザー治療です。

美容外科のレーザー治療では、レーザー光線で深いところ入り込んだメラニン色素を破壊させるので、確実な治療が可能です。

しかし、金額が高価なので、本当にしっかり治したいという方のみ検討してください。

恥ずかしがらずにクリニックや皮膚科で診察を!

ビキニラインの黒ずみをクリニックで相談するのは恥ずかしいと思うようですが、黒ずみの原因は人それぞれです。

ハイドロキノンは市販のものもありますが、使用を間違えてしまうと色素が抜けすぎてしまう危険性もあります。

自己流のケアでキレイになれば、安上がりと思われますが大切な部位だからこそ、きちんとしたケアをするには美容クリニックや皮膚科のドアを叩くのも大切な事。

皮膚科や美容クリニックは皮膚のプロですから是非アドバイスを受けて悩みを解消していきましょう。

この記事と一緒に読まれている人気記事