冬のカサカサ肌なんとかしたい!原因と対策
乾燥肌は冬だけでなく生活習慣と環境の変化で左右されます。
特に秋から冬の季節の変わり目は、暖房で空気が乾燥するので悪化したり乾燥肌でないのに乾燥肌になる人も増えるようです。
冬が近づくにつれて肌がカサカサになり、かゆみや赤みが出てくる人も多いはず
今回は冬に起こるカサカサ肌の原因と対策についてお話しします。
TITLE LIST
冬にカサカサ肌になる原因とは?
睡眠の乱れがカサカサの乾燥肌を引き起こす
先ずは冬になると日が落ちるのが早くなり、1日が短く感じます。
そうなると『あれもやりたい、これもやりたい』と、人はいつもより睡眠時間を削り何かに夢中になってしまいます。
現代人はただでさえ睡眠時間の確保が難しいのに『イベント』『飲み会』の連日で睡眠不足も悪化していきます。
22時から午前2時の間はゴールデンタイムと言われるのは、通常通り深く眠ればこの時間帯は『深い眠り』に入っている筈だからです。
ストレスを抱える現代人は眠りが浅いので、眠りについてから深く眠ることが出来ていないのが問題なのです。
きちんと脳を休ませるためには、
- 血糖値が眠る時に下がっている
- 眠る前に入浴や運動で体温が上がり、眠る頃には下がっている
- スマホやパソコンで脳が興奮していない、眠りの準備に入っている
この3つが大切です。
多少は睡眠時刻が遅くても『寝る前に脳を興奮されるような事はせずに、食事も済ませて血糖値が下がっている。
そして一度温まった体温が下がって眠る準備が出来ている』のであれ成長ホルモンは活発になります。
カサカサの乾燥肌とお風呂(入浴)の関係
半身浴は身体を温めてリラックスさせますが、長時間入浴すると肌の角質層からセラミド等の脂質や保湿成分が抜け落ちてしまいます。
いくら温めのお湯でも、30分以上も浴槽に入れば水分の保持力が低下しますので気を付けましょう。
日本人は清潔でお風呂好きです。
毎日の入浴は身体を温めて余分な汚れを落としますが、石鹸で洗いすぎると皮脂を落としすぎる事もあります。
洗浄力のマイルドなアミノ酸系のボディソープや、ベビーも使える石鹸でソフトに身体を擦らないようにしてください。
泡立てたら手のひらで伸ばすようにし、さっと洗い流します。
冬は空気も冷たいので、部屋に暖房を使います。
その事で肌の水分が飛びやすくなるので、直ぐに保湿をしましょう。
カサカサの乾燥肌は油分と水分が大事!体を石鹸で洗いすぎず、お風呂あがりの保湿クリームを徹底してみてください。
暖房器具はカサカサ肌の大敵!加湿器を上手に使って
空気が乾燥しても皆がカサカサした肌にはなりません。
加湿器を利用して適度な湿度をキープする事が大切です。
こたつや電気毛布も乾燥を悪化させる原因!肌がカサつきやすくなります。
暖房器具で眠る前に部屋を暖めたら、就寝時はスイッチを消して乾燥を防ぎ肌を守りましょう。
スキンケアでの保湿
肌にローションで水分を与えて、美容液で蓋をしても冬はカサカサしてしまう・・・。
特にダブル洗顔は乾燥を自ら作り出します。
カサカサする肌をオイルクレンジングすれば、必要な油分まで洗い流してしまい水分も同時に失われてしまいます。
冬はただでさえ乾燥が強くなるので、クレンジングはミルクやジェルのように肌に優しいものを選びましょう。
通常のメイクならクレンジング剤でしっかり汚れは落ちますからダブル洗顔は不要です。
必ずポイントメイクは専用のリムーバーを使い、丁寧に優しく洗い流すこと。
面倒だからと全てを1つのクレンジングで落とすと、乾燥を酷くするだけです。
食事によるタンパク質不足
簡単に食べられる、うどんやパスタは炭水化物がメインでタンパク質が殆ど摂取出来ていません。
朝は寒くて起きられないからトーストだけ、昼はうどんやパスタでランチという食生活をしていれば、1日のうち2食が炭水化物メインです。
これでは夜に豆腐や魚も肉を食べても全然不足しています。
クリスマスに向けたダイエットや、洋食メインの食生活を続けると春になってもカサカサした肌のままで過ごさなくてはいけません。
スキンケアで誤魔化しても、身体は正直です。
冬に乾燥が酷くなるのは、間違ったスキンケアと食生活のツケが一気にやってきたのかも知れません。
これを機会に、全てを見直して肌を底上げするようにしていきましょう。
困った肌にサプリメント
タンパク質は食事でしか摂りいれられませんが、ミネラルやビタミンはサプリメントを利用すると食事では足りない分をサポートできます。
カサカサ肌は食事のバランスや外気、生活環境により現れます。
ファーストフードや偏食にダイエット、喫煙もカサカサ肌を作ります。
欧米では、栄養不足を補う為にサプリメントを良く使います。
日本でもサプリメントはたくさんあるにも関わらず、上手に利用している人は少ないようです。
タンパク質は食事以外ではプロテインでオメガ3はサプリメントや話題のチアシードでも摂りいれられます。
ビタミン類もマルチビタミンは最低でも30代になったら利用したいもの。
上手く使えば食事で摂取できない栄養をバランス良く身体に摂りいれてカサカサ肌を改善できます。
まとめ
冬のカサカサは肌からのサインです。
スキンケアだけでなく食事や日常的な面からも肌をいたわることが大切です。
美しい肌を取り戻す為には、1つだけにこだわるのではなくトータル面から本当の美しい肌を取り戻してください。