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肌荒れしてるけど大事な予定が!肌荒れを上手にカバーするメイクのコツ

何かと忙しい毎日、肌が荒れがち…という悩みは多くの女性にとって身近なもの。けれど当然、肌荒れしていてもスケジュールは待ってはくれませんし、仕事も外出も避けられませんよね。

肌荒れしてしまうと気持ちまで暗くなってしまいますが、ここでは肌荒れを上手にカバーして気分も上げるメイクのコツをご紹介していきます。

肌荒れしてるけど大事な予定が!肌荒れを上手にカバーするメイクのコツ

肌荒れってどんな状態?

一言で肌荒れといっても、その症状はさまざまです。

触るとカサカサしている、ニキビや吹き出物ができてしまっている、毛穴が目立つ気がする、メイクのノリが悪い感じがする…いずれも、ほとんどの女性が一度は体験したことのある状態ではないでしょうか。

特に季節の変わり目、夏場の強い日差しでの日焼けや冬の冷たい風によるダメージを受けたり、冷暖房の乾燥、またストレスや睡眠不足も肌荒れの大きな引き金になることがあります。

肌荒れは年齢が若い時期にも起こりますが、どうしても加齢にしたがってその症状は重く、長引きやすくなっていきます。シミやシワの悩みなども深刻なものですが、肌荒れによってそれらがさらに目立ち気分まで落ち込んでしまうことが、肌荒れのもっともやっかいな点といえます。

肌が荒れて気分が沈み、そのイライラやストレスが肌荒れを慢性化させてしまう…そんな肌荒れ習慣だけは、どうにかして脱却したいところです。

肌荒れをカバーする方法は?

肌荒れの状態は、すぐに治るものではありません。

でも、「とにかく今日だけでも治したい!」と願う、大事な場面ってありますよね。重要な予定や初めての相手に会う日、デートなど、「肌荒れのままでなんか絶対行けない!」という時。

こういう時は、やはりメイクで肌荒れをカバーしていくことになりますが、基本的にはメイクは肌荒れに対して、プラスになるものではありません。肌荒れをカバーするためには欠かせませんが、やりすぎるとますます肌荒れを悪化させることにもなりかねませんので、注意が必要です。

また、小さなことですが、肌には睡眠がとても大切。大事な用事のある日の前夜は少しでも早く眠ることや、予定の前に10分でも仮眠をとるなどすれば、肌のコンディションがだいぶ違ってきます。

なお、肌に直接触れる枕カバーやシーツをいつも清潔にすることも、特にニキビ肌には効果があります。

それと、水分も身体や肌にとって非常に重要です。特に乾燥する季節は常温の水や白湯をこまめに飲むことを意識するだけで、かなりメイクのノリが変わり、体調も上向きになるはずです。

そして、「美肌のビタミン」とも呼ばれるビタミンB群やビタミンCをとることも、肌のケアには必須です。

肌荒れをカバーするメイクのコツ

では、肌荒れをカバーするメイクの方法を見ていきましょう。

一番大切な点は、とにかく洗顔後、いつもより念入りに保湿をすること。そうしておくことで、肌荒れ中の肌でもその日1日をどうにか、メイクした状態でもちこたえてくれます。

化粧水を何度も重ねづけして、てのひらで顔を温めるように浸透させます。この時の化粧水にはグリセリンを含むものがおすすめです。グリセリンは天然の成分で、空気中の水分を引き寄せる性質を持つので、自然に肌の水分を保って乾燥から守ってくれます。

なお、洗顔をしすぎないのも大事で、ごしごし洗わない、洗浄力の強い洗顔料を使わないなども、肌荒れの悪化を防ぐポイントです。

肌を整えたら、メイク下地をのばしていきますが、メイク下地もなるべく肌への負担が少ないものをセレクトしましょう。肌荒れが気になると、どうしてもカバー力の高い下地を選びたくなりますが、肌にかかる負荷が強いと逆効果です。

メイク下地と美容液が一つになったbbクリームなども活用して、できるだけファンデーションの層は薄くするといいでしょう。肌荒れを隠したいからといってファンデを厚塗りしてしまうと、見た目の印象が老けて感じますし、粉浮きしてきたり肌がごわごわした質感に見えたりしがちです。

ニキビや吹き出物があるところは全てコンシーラーでピンポイントに隠します。チークは薄めに、そして肌荒れの時こそ、明るめのチークを乗せるといいですね。顔色さえ明るく健康的に見えれば、実際の状態以上に肌はきれいに見えるものなのです。

また、アイメイクに力を入れて、視線を肌ではなく目元へ向けるようにするのも一法ですね。

メイクするより重要、メイクの落とし方について

そして、1日を乗りきったら、重要なのはメイクの落とし方。

疲れているとつい「今日もメイク落とさないで寝ちゃった」「またメイク落とし忘れた」という日が増えてしまいますが、当然これは肌によくありません。少しでも早く肌荒れを改善し、次の日に肌荒れを続けさせないためにも、メイクは落とし方が肝心です。

メイク落としは、洗顔料と同様あまり洗浄力が強すぎないものにします。オイルタイプよりも泡のタイプなど、顔をなるべくこすらずに使える品がおすすめです。

また、メイク落としシートも便利でついつい頼ってしまいますが、これも肌をこする機会が増えてしまうのであまり使いすぎないようにしましょう。

もっともメイク落としを必要とするのはマスカラなどの落ちにくい化粧品なので、お湯で落とせるマスカラを使うようにすれば、メイク落としは実質ほぼ不要になります。肌が特にデリケートな時などは、オリーブオイルのみで作られた石鹸を泡立てて顔を二度洗いすれば、肌の潤いをとりすぎずメイクと汚れだけを優しく落としてくれるので、ぜひ試してみてくださいね。

いずれにしても、メイク落としや洗顔のあとはすすぎを入念にして、肌に洗顔料を残さないようにするのも忘れずに。

肌荒れを作らない生活のために

肌荒れをカバーする工夫はすぐできても、肌荒れを治すには時間がかかります。早く寝る、食生活に気をつける、生活習慣を見直すなど、すぐには結果が出ないことです。けれど肌とは一生のおつきあいですから、できるだけ肌に負担のかからない生活を送りたいものですね。

そしてもちろん、肌荒れがひどくメイクもできないような時は決して自己診断せず、必ず皮膚科を受診するようにしてくださいね。

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