やめたいのに食べ過ぎちゃう! 食欲はコントロールできる?
ダイエットしたいのに食欲が止まらない・・・食べすぎないようにしているのに、ついつい食べてしまう。「胃が大きくなっている」「季節だから仕方ない」と思っていませんか?
太る原因は「必要以上に食べてしまう」事です。食べ過ぎれば太るのはわかっていても、食べ物を前にすると止まらない。それは脳の働きに問題があるのかもしれません。
食欲を司る脳をリセットすれば、食べ過ぎを防いで健康な体を作ることができるはず。「食べ過ぎをやめたい」と思うなら自分の考え方を見つめ直しましょう。
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食べ過ぎてしまう原因を冷静に考えよう
食欲は脳でコントロールされています。お腹がいっぱいになっても、脳が「食べたい」と思えば口に食べ物を運んでしまうのです。
脂質が多い食事は食べすぎに拍車をかける
お菓子類やケーキ、洋食は糖質も高いために、食べると気分が高揚して食欲が旺盛になります。疲れていたり・ストレスを感じると摂食中枢が刺激されてより食べすぎることになるのです。
自分の意思が弱くて食べ過ぎてしまう、こんな自分をなんとかしたい。そんな気持ちがストレスになり、より食欲を強くさせる事になるのです。
食べ過ぎてしまうのも生活習慣の乱れが原因です。自分では気づかないうちに、自分を追い込んでしまうので食事をすることがストレス解消になってしまっているのが問題。
肥満は加齢と共に健康を害してしまいますので、今からでも食欲を抑えて健康な体つくりを始めましょう。
食べすぎないようにするには?
食べ過ぎを防ぐには日常的な小さな事から始めましょう。
カロリーチェックで食べ過ぎを防止
低カロリーの食べ物を食べれば痩せるし、食べ過ぎも防止できると通常は考えますが健康には栄養のバランスも大切です。
あまりにローカロリーにこだわると、のちのちのリバウンドに繋がります。先ずは食事の記録をつけて「どれだけ食べ過ぎているのか」を自分できちんと確認すること。
スマホアプリなどを利用すれば、カロリーや体重管理ができるので自分の励みにもなり気合いも入ります。
食べ順で食べ過ぎを防ごう
空腹感を感じないようにすれば、食べ過ぎを防ぐことはできます。
・咀嚼回数を増やす
野菜をたくさん食べれば健康にも良いのですが、サラダのような生のものは体を冷やすので温野菜や根菜も食べたいもの。海藻類やキノコ類は低カロリーで歯応えがありますので、サラダや煮物にしたりするのも良いでしょう。
やわらかい食べ物は、咀嚼回数が少ないので満腹感がなく食べすぎてしまうので歯応えのある食事を食べるようにしましょう。
減塩で美味しく食べすぎを防ぐ
味の濃いものを食べると、また食欲が戻るのでよくありません。減塩したり薄味にすると「おいしくない」と思いますが、出汁を効かせた和食は薄味でも十分に旨味があります。
外食になれてしまうと、濃い味になれてしまうのでできるだけ自宅で作るようにしましょう。
食事は楽しくゆっくりと
食べすぎる人は、一人でテレビを見ながらが多いようです。家族がいれば話をしながらゆったりと食事ができますが、一人だとついつい歯止めがきかずに食べてしまうもの。
食べすぎを防ぐには、ゆったりとした気持ちで食事をしたいもの。テレビを見ながらよりも、音楽を聞きながら楽しくゆっくり食べましょう。
食事を分けて食べる
一度に満腹にせずに、小分けにすることで食べ過ぎを防ぎます。そのかわり、夜は就寝する2時間前には食事を終わらせましょう。
お腹が空いたら少量をよく噛んで食べ「寝る前は食べない」習慣をつけましょう。
早寝早起きで食事リズムを作る
3食食べると太る・3食しっかり食べるべきと意見がありますが、朝はギリギリまで寝ていて、慌てて食べて仕事に走ったりすると昼食までの時間が短くなります。お腹が空きすぎでも、空いていなくても昼食時間は決まっているので、食べることになります。
これが脳の中枢を狂わせてしまうことになるので、食べ過ぎてしまうことになります。きちんと早起きをしたらゆっくり食べて昼食までエネルギーを使うこと。
3食の間隔をリズムよくすることも食べ過ぎ防止になります。
無理なダイエットはやらない
食べないダイエットや特定の食べ物だけを食べるようなダイエットを繰り返していると、脳が飢餓状態になり食べても空腹を感じるようになるのです。
ダイエットは食べ過ぎを防止どころか、リバウンドしやすく脳を作ってしまいます。きちんとした食事のコントロールで痩せやすい体を作るようにして、食欲を抑制しましょう。
まとめ
食べ過ぎを防ぐために道具に頼っていてもだめです。自己コントロールをしっかりすることが食べ過ぎを防止することに繋がります。
やはり生活習慣を変えていく事が、食べ過ぎる気持ちを落ち着けて食欲を安定させます。無理に食べ過ぎを防ごうと思うのではなく、必要な分をどう美味しく食べるかを考えましょう。