ニオイやシミが気になる!脇汗の対処法って?
テレビでもデオドラント製品のCMには女性の姿が多く見られます。
最近は、若い女性のニオイに対する意識が高まっています。
脇汗をかくと臭えば「ワキガ?」と焦るかもしれません。
脇汗が気になる、汗ジミにニオイはどうケアすれば良いのか?原因は?について解説します。
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脇が臭うのはワキガ?
脇汗が多かったりニオイがするとワキガではないかと思いますが、脇が臭う原因はワキガだけではありません。
アポクリン腺の本数が多い
汗は体温調節するために流れるものですが、フェロモンが出ていたと言われるアポクリン腺からの汗には体の余分な皮脂やタンパク質、アンモニアが混ざっています。
脇は衣類により挟まれていたり、密着しているために蒸れやすい場所。
汗がこもることで老廃物が臭うようになります。
このアポクリン腺は誰にでもありますが、多いか少ないかによってニオイが強いか薄いかも違うのです。
このアポクリン腺が多くニオイが強い人は「ワキガ体質」。
アポクリン腺の本数は遺伝的ですから、思春期から成人して発症しやすくなります。
最近急に脇のニオイが気になりはじめた人の中で、両親がワキガであれば確率は高くなりますが、そうでない場合には他の原因が考えられます。
蒸れにより雑菌が増えている
汗は無臭ですから「汗が臭う」ことはありません。
スポーツをしたから、皆が汗くさく感じるわけではないのです。
汗をかいたからすぐにニオイを感じる人は少なく、時間と共に強いニオイを感じたり汗ジミ部分が臭うようになります。
これは衣類の通気性の悪さや、汗をそのままにしたために脇に雑菌が繁殖している事が原因と考えられます。
ポリエステル等の化繊素材のブラウスやウールのように通気性の悪い衣類を好む人や、外勤で汗をかきやすくケアがしにくい人は脇汗をかくと汗ジミやニオイが気になるようになるのです。
生活習慣が脇のニオイを生み出すかも!
病気や肥満の原因は、生活習慣と言うのは有名です。
汗のニオイも、アポクリン腺が原因なだけでなく、食事の内容やストレス、疲労や悪習慣により生み出されている事もあります。
高脂肪、高カロリーの食事が多い
外食やお付き合いでお酒を飲む機会が多い。
そんな人は食事のカロリーコントロールが難しく、運動習慣も少ないようです。
汗腺の働きは体温調節だけでなく、血液がろ過されているかの判断材料にもなります。
暑い日や運動をしても汗をかかない人は、代謝が悪いということになるのです。高カロリーの食事が多い人は、皮脂分泌も活発になるのでアポクリン腺の汗も増えやすくなります。
少量でも汗の質が悪いとニオイも強く感じるようになるのです。
また運動が足りていないと、体に酸素をたっぷりと取り入れる事はできません。
そのために血液もドロドロになりやすく汗腺が上手く働かなくなります。
血液がろ過されないとミネラルを含むサラサラの汗ではなくベタベタした汗をかきやすくなります。
ベタベタした汗には老廃物が含まれていますからニオイも強く感じるのです。
運動習慣がない、動くのが好きじゃない人はニオイも強くなりやすいのです。
ニオイの原因はわかったけど、どう対処する?
脇汗でニオイが気になって仕方がない人は、ハンカチやタオルで拭き取るだけでなく消臭や制汗力のあるデオドラント剤を使いましょう。
汗のケアをする
デオドラント剤をダイレクトに使うよりも、汗を拭き取るシートを使う・汗取りパッドを使うなどして放置しないことも大切です。
デオドラントを使っているから、汗は止まるだろうの油断がニオイを生み出します。
運動と食生活
肉は体のエネルギーになりますが、そればかりを食べていると体臭を強くします。
肉だけでなく魚や野菜をバランス良く食べること、適度な運動でよい汗をたくさんかいて老廃物をろ過する力を高めましょう。
自分に合ったデオドラント選び
デオドラントの中には、収れん効果が高いものや殺菌力があり消臭効果をメインにしたものがあります。
脇汗を止めたい人は、クリームのような汗腺に蓋をするようなタイプ、ニオイが気になっている人は銀イオンなどの消臭力のあるものが良いでしょう。
どうしても脇汗が止まらない!ニオイが気になるなら皮膚科で診察を
脇汗が急に増えてしまった、どうしても止まらないのは多汗症という病気かもしれません。
脱毛後に、脇汗が増えたりニオイが気になると答える人も多く、ムダ毛がなくなった事で汗が気になってしまう精神的発汗もあります。
このような場合には悩んでいないで、病院でカウンセリングを受けて治療する事で治る事もあります。
まとめ
脇汗やニオイは毎日のケアと生活習慣で改善する事の方が多いのです。
市販のデオドラント剤では効果がない、病院に行くのは恥ずかしい人は薬用のデオドラントクリームなど効果が高いものをつかってみるのも良いでしょう。
普段から清潔にしたり、生活習慣に気をつけていれば気にする程の汗やニオイに悩むこともなくなります。
神経質になるのはストレスを溜めることになりますから、リラックスして過ごすことも考えましょう。