性に関する悩み

性嫌悪症とは?性嫌悪症になりやすい原因って?

性嫌悪症ってご存知でしょうか?
性嫌悪症とは、

性嫌悪(せいけんお)(英:Sexual Aversion)とは、性行為あるいは性的な事柄そのものに対して嫌悪感を抱くこと、またはそのような状態のことである。性嫌悪の人すなわち性嫌悪者が嫌悪感を抱く性行為の種類やその程度は様々であり、また性嫌悪の人が嫌悪感を抱く性的な事柄についても、種々の性的表現、性的な情報、他者からの性的視線など多岐にわたっている。

出典 wikipedia

セックスレス夫婦の中にも性嫌悪症が原因でベットを別にしてしまうことも増えています。

未婚の男女の場合、性的な表現や言葉にも嫌悪感を抱くために「友人」としてしか異性を見ることができないケースも増えています。

多くの人は「セックス行為」を「汚い」と感じている為に、それに進行しそうな付き合いを避けたり同性同士の付き合いしかしなくなってしまいます。

今まではなんともなかったのに、急にセックスすることが怖くなったりパートナーとの営みが苦痛に感じるようになったら…それは性嫌悪症の始まりかもしれません。

性嫌悪症とは?性嫌悪症になりやすい原因って?

性嫌悪症になるきっかけや原因は何?

独身の男女で性嫌悪症になるきっかけとしては、幼少の環境が一番影響をしていると考えられています。

両親の男女関係が乱れていたり、性的な虐待を受けた人は「異性は汚い」「自分は汚れてしまった」と考えるようになり、セックス自体が悪いものであると思い込みます。

また性体験が早く、それが良い思い出でなかったなども心の傷になり性嫌悪症になってしまうこともあるようです。

夫婦間での性嫌悪症の原因・引き金

夫婦の場合は、性嫌悪症ではなかったものの結婚生活のなかで何か自分とは合わない性癖を相手がもっていたことが原因であったり、妊娠出産を機会に相手を異性として意識できなくなったことで性行為に嫌悪感を抱いてしまうケースも少なくありません。

深刻な問題としては、女性の子育てに対して男性が全く協力しないくせに、セックスだけを当たり前のように求めてきたり、赤ちゃんがえりをして負担となることで性行為に嫌悪感を抱き寝室を別にするだけでなく「一緒な空気さえ吸いたくない」と離婚にまで発展することです。

危険な夫婦間の性嫌悪症

結婚は子供を含めてお互いが合意してするものですから「結婚前から性嫌悪症」であったといったトラブルは少ないようです。

性嫌悪症の人はセックスのない淡泊な関係を求めますし、「セックスしなくても自分は困ることがない」と考えているので病院で治療を受けるなどを考えません。

男性の性嫌悪症の場合、妻とのセックスなできないけれどマスターベーションはできると答える人が多いようです。

結婚生活が長かったり子供が生まれることで「愛しているけど抱きたいと思わない」ようになっていくのです。

結婚した当時は夢や希望も大きく膨らみますが、ある程度手にいれてしまうと「セックスが面倒」「妻をイカせることに意味を感じない」など、「時間をかけてまでセックスでコミュニケーションしたくない」ようになります。

女性も同じことで、子供が生まれて子育てがどんどん楽しくなるとパートナーを家族としてみるようになり、性的な感情が生まれなくなってしまうのです。

特に男性は子供っぽいところがあり、妻が子供ばかり心配したり構ったりすることで自分も構ってもらいたいが為にやる行動が、女性には「子供そのもの」に感じられ余計に性的な対象から外してしまうのです。

性嫌悪症はずっと続くものではないから危険がいっぱいです

幼少から性嫌悪症で異性との交際を避けていた人も、大人になれば就職し、いろんなところで異性と出会ったりすることがあります。

遅咲きに性的な快感を覚えてしまうと、今までブレーキがかかっていた性にたいする欲求が一気に爆発してしまうために、風俗やホストクラブに入れあげて人生を台無しにするケースもあります。

夫婦の場合、セックスレスでも仲が良く慕いあっていれば問題はないと思われがちですが、SNSなどで知り合った相手と密会していたり浮気をしていたなんてケースも少なくはありません。

性嫌悪症だから安心ではなく、夫婦の場合は対象がパートナーなだけでその他の相手には欲情することが多いのです。

それが原因で離婚をしたり、冷めた夫婦を子供の為に続けなくてはならないなど、長い人生の後半を苦痛ち共に過ごさなくてはならなくなってしまいます。

日常的な触れ合いや会話でお互いの心の氷を溶かしていくことから始めましょう

性嫌悪症はセックスに対して「汚い」「いやらしい」などのマイナスなイメージを持っています。

中には「自分は子供を産むだけの道具として見られている」と結婚して子供を授からないプレッシャーから性嫌悪症になってしまう女性もいます。

このような心理的なものは心療内科などのカウンセリングを受けることで解消されることもありますが、多くの人は「セックス」に関しては医師に相談したりすることを嫌がるものです。

先ずは相手の不安や苦しみを理解して、無理やりな行為に及ばないこと。

そして、お互いに少しずつ会話を重ねながら相手に触れ合うようにしていきましょう。

無理に抱き合ったりする必要はありませんから、爪を手入れしてあげたりなど自然な中で相手と距離を縮めていきながら、小さな事でも話し合うようにしてお互いが笑顔になれるような時間を作っていきましょう。

まとめ

パートナーが性嫌悪症であつた場合には、無理に治したりしようとはせずにゆっくりと距離をつめていくこと。

今までは自然にできたことができなくなったのは、愛情が冷めたのではなく同じ時間を過ごしてきた証。

そう思えばまた積み重ねていくことでより愛が深まり、以前のようにではなくても愛し合うことができるようになります。

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