性に関する悩み

外だしの避妊確率ってどれくらい?外だし避妊法は無意味!?

先ずは、妊娠出産するつもりがないのであれば、外だしではなく正しい避妊法を取るべきです。

避妊は「妊娠しないため」だけでなく、性病から自分を守るために使うものです。

外だしすれば避妊になると間違った認識をもっているのなら、今すぐ改めてください。

夫婦であっても「妊娠したい」以外はコンドームを利用すべきです。

外だし行為は決して避妊法ではありません!

快楽だけを求めるのではなく、二人の関係を良いものとして続ける為にも正しい避妊知識を持ちましょう。

外だしの避妊確率ってどれくらい?外だし避妊法は無意味!?

他人も自分も守るには避妊の知識を持ちましょう

妊娠して家族を作るためや、二人の関係を良いものにするために、セックスはコミュニケーションの1つとして大切なものです。

避妊をする事は望まぬ妊娠を避けるだけでなく、安全に行為を楽しむためにも必要です。

自分は病気は持っていないと信じていても100%とは言えませんよね。

避妊を言い出せない女性もいますが、お互いに健全なセックスをする為にも「ちゃんと避妊しよう」と切り出すべきですし、男性も彼女を大切にするならコンドームを使うべき。

お互いに任せきりにしないで、避妊について話し合いをする事も大切です。

基礎体温をつけていれば「一番妊娠しやすい」日を特定できる

生理の周期で排卵リズムをつかめば「妊娠しやすい」「妊娠しにくい」日が特定できます。

基礎体温が低温期から高温期に入る前後が「もっとも妊娠しやすい日」ですが、その他の期間が妊娠しないということではないのです。

排卵が落ち着くと「安全日」と考えている人がいますが、女性の体はそんな簡単に考えられるものではないのです。

避妊せずに、外だししたから100%妊娠しないとは考えない方が良いですし、コンドームを使うかピルを正しく使うことがもっとも安全なのです。

忘れないで!避妊は自分を守る大切な事です

コンドームは男性主体になるので、女性はピルを使用するのが一番です。

避妊の意味ではピルが一番効果的ですが、性感染はコンドームでしか防げません。

外だししても、オーラルセックスで感染することもありますし、何らかのタイミングで雑菌が入り込まないとも言えません。

相手を思えば、外だしが安全な避妊とは言えませんし無意味です。

自分の快楽を優先して彼女を傷つけるような行為は、自分本意で身勝手と思いましょう。

外だしした時の妊娠率や避妊率

一般的ですが、排卵日に狙ってセックスしても、妊娠する確率は実は低いです。

精子は常に新鮮なものが作られますが、卵子は卵胞で成熟したものが排卵日に飛び出して48時間しか生きていません。

だから妊娠したい人にとっては、排卵日の特定は非常に神経を使います。

タイミングよく精子と卵子が受精しても、子宮内膜に着床して根付き細胞分裂が始まり赤ちゃんになるのはその内の二割程度です。

年齢が高くなればさらに妊娠しにくくなるのが現状です。

では、外だしで妊娠する確率は低いかと思いますが、あくまでも妊娠率(妊娠できる確率)であって、確実に外だしすれば妊娠しないとは限りません。

男性の性器を挿入した時点で避妊ではないからです。

男性は出さないように気をつけているつもりでも、「我慢汁」と呼んでいる粘液の中には精液が混ざり込んでいる事があるので、妊娠の可能性は十分あります。

外だしの妊娠確率は約18%ですから通常のセックスと変わりません。

数字だけで見れば妊娠確率は低いのですが、外だしは避妊ではないので、生理がくるまで不要な心配をしなくてはならなくなります。

※避妊率は単純計算だと約82%ということになるのですが、そんな単純なお話しではありませんので、決して外だしが有効な避妊法だと考えないで下さい!

女性はいつでも妊娠する可能性を持っています

生理中は安心と中だしをする人もいるようですが、避妊具を使わない限りは妊娠しないとは言えないのです。

間違った知識を持ったまま、セックスを楽しんでいると「望んでいないのに妊娠」してしまうことがあります。

自分達の快楽だけを求めた結果、妊娠して中絶をするというのはやってはいけないことですし、女性は心身共に深く傷をおってしまいます。

外だしは決して避妊ではなく、妊娠しないとは言えません。

避妊具を使わないなら覚悟をするか、その時は我慢をするなど自分をコントロールする事も大切です。

まとめ

二人で過ごしていたら急に良い雰囲気になり、流れでセックスしてしまう人もいるでしょう。

「安全日」神話というのは、医学的にはなんら根拠がないものです。

それを真に受けたり、中出ししなければ大丈夫など間違った知識を持ったままに彼氏に体をゆだねてしまうと、外だしで気をつけたとしても大変なことになってしまいます。

「断れない」「良い雰囲気を壊したくない」など意見もありますが、そんなことで白けてしまうような関係なら「あなたの事を大切に思っていない」ともいえるでしょう。

相手を本当に愛しいと思うのであれば、相手を悲しませることは考えません。

外だしが立派な避妊法だと言い張るのなら、そんな男性とは縁を切った方が賢明だと思います。

きちんとした女性の体を理解せずに、自分本位で「中だししてないからコンドームは必要ない」というのであれば、その時に責任をとる覚悟をもっていただかないと困りますよね。

男性に任せるだけでなく、女性も恋人がいるのならピルを常用しコンドームをつけてもらうように彼氏を教育してくださいね。

この記事と一緒に読まれている人気記事