もう離婚危機!?新婚なのにイライラしてしまう理由と解消法
交際期間を経て結婚したにもかかわらず、ある日突然パートナーの行動や言動にイライラしてしまうことがあります。
交際しているときには感じなかった、閉塞感や虚脱感から新婚時にうつになってしまう人も少なくありません。
中には、新婚早々離婚を考える人もいるので、穏やかではありませんね。
新婚生活とはいえイライラすることはもちろんありますが、離婚まで考えるようになるとかなり危険です。
円滑な新婚生活を送る為に何をすれば良いのか分からないと悩む人の為に、イライラの理由と解消方法を伝授したいと思います。
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新婚なのに相手にイライラする原因は脳にあります
女性は新婚生活が始まったら、あれがしたいこうしてあげたいと夢を膨らませるものです。
大好きな彼が、大切な旦那様になったのですから、出来る限りのことをやりたいと思うでしょう。
反対に男性は、結婚することで社会的にも一人前と周りから見られますから、今以上に仕事も頑張らなくてはいけませんし、妻を守り子供が生まれたら家長として家をまもらなくてはならない立場になります。
女性は理想を思い描きやすく、それを現実に投影しようとしますが、男性は非常に現実的なことを見据えるので、新婚といってもリスクを背負って夢ばかりを追いかけることはしなくなります。
そうなると、夢に見た新婚生活に対して、「理想の家庭を築きたい女性」と、「現実的にこれからどうするのか考える男性」では「結婚生活」に対する考え方にずれが生じてしまうのです。
「こうしたいのにわかってくれない」「思うようにやってくれない」と女性は考え始めますし、男性は「現実的に無理なことはできない」とマイペースで新婚生活を始めます。
多少は、お互いに生活のなかですり合わせてはいきますが、半年もたてばお互いの思いがすれ違い始め、新婚生活は「こんなはずじゃなかった」とイライラする時間が長くなってしまいます。
お互いに環境がかわったことで、自分のペースが乱されてしまうことがストレスになってしまうこともありますが、新婚だからと毎日定時に帰れるものではありませんし、時には遅くなったり休日も仕事に行かなけれなならない事態にもなります。
新婚生活に甘い夢を抱きすぎると、そのギャップに自分がついていけなくなってしまっているのですから諦めて現実をしっかりみるべき。
映画のようなロマンティックな新婚生活は現実にはあっても短い期間ですし、受け入れる気持ちを持つようにしていきましょう。
新婚とはいえ自分の時間を少しずつ作るようにしましょう
「新婚だからいつも二人で行動するのが当然」、「自分がやりたいことを理解してもらうのは当然」だと思い込んでいませんか?
夫婦でも、お互いのひとりの時間を持って過ごすことも円満の秘訣です。
四六時中監視するように相手を束縛してしまうと、相手もストレスを感じるようになりますし、自分も窮屈な生活しかできなくなります。
カリカリしている人に何を言っても空気が悪くなるので、つい知らん顔をしたり生返事で返すので、イライラがさらに悪化していくのです。
自分の思うように相手をコントロールする為には、安心感を植え付けることが肝心ですから「しかたないわね」くらいの海より広い心を持ちましょう。
孫悟空がお釈迦様の手のひらを飛んでいたように、多少は自由にさせて「帰る場所はここだな」と思える良い家庭をつくること。
それができるのは妻である女性、つまり「あなた」にしかできませんし、男性も「いつも嫁に甘えてばかりだなぁ」とおもえば妻を愛しく感じます。
結婚したから自分が一番ではない事を理解しましょう
新婚なのに旦那の帰りが遅くて毎日寂しい思いをしてしまう。
それがどんどんイライラに繋がることはないでしょうか。
新婚だから○○する、○○できると自分の新婚生活の理想で自分を縛り付けてしまうと、相手には不満しか感じなくなります。
男性にとっては、新婚になったから自分の生活がガラリと変わるものではないですし、仕事の付き合いもいつものようにやらなければ立場が悪くなるでしょう。
結婚したから、「自分が優先される」ことばかり考えて過ごすからイライラするのです。
仕事は仕事、家庭は家庭なのですからどーんと構えること、相手の立場になって自分が夫だったら妻ならどう感じるかを少しだけ考えてみると良いと思います。
まとめ
夫婦は、時間をかけて作り上げるもので努力して良い夫婦になろうとしてはいけません。
時には喧嘩をして思いきり意見を言い合ったり、口を聞かないこともあって良いと思います。
元々が、環境が違う場所で生活してきた二人なのですから合わなくて当たり前なんです。
積み木が崩れたら、また一からつんでいくのと同じように夫婦はそうやって生きていくもの。
人の習慣は、いまさら変えられるものではありませんし、これまで培(つちか)ったものを捨てる事もできません。
お互いに飲み込むものは飲み込み、言うべきは言うことで幸せな夫婦のスタイルができあがり、いわゆる理想的な新婚生活が送れるのではないでしょうか。