自分の口臭は意外に気付きにくいもので、ましてや他人に指摘する事もはばかられます。

口臭はある意味「公害」なのですが、それが彼氏や夫であれば問題ですね。

「我慢できない」程の口臭はキスも拒否したくなってしまうので、あらぬ誤解を受けてしまうこともあるかも知れません。

なんとか本人が気づいて改善してくれなければ、いつまでもキスの度に臭い臭いを我慢しなくてはいけません。

なんとか彼や夫が自分で口臭に気づいて、キストラブルを防ぐため何をすれば良いのでしょうか。

キスが臭いのは口臭に原因あり

キスは唾液の交換でもあるので、口内の唾液が臭うとキスも臭くなります。

特に男性は、コーヒーと煙草を同時に摂取する人が多いので口臭確率もぐんと高くなります。

コーヒーは口内を乾燥させてしまうので、飲んだ後には唾液の分泌が減り口臭が強くなりやすいのです。

ここに煙草を吸うと、タールも口内に張り付くのでますます口の中に悪臭が漂うことに・・・。

煙草は吸わないけれど、コーヒーを1日に何杯も飲む人は唾液の分泌が少ないので結果的にキスすると臭うと言うわけです。

喫煙する部屋が黒くなるのは、煙草のタールが煙で不着してしまうからで口の中や歯にも染み付いてしまうと歯磨きをしても臭いが取れなくなります。

ストレス抱えてない？口臭はストレスからも起こります

煙草は吸わないし、コーヒーもさほど飲まないのに、彼氏や夫のキスが臭くてたまらないのであれば、ストレス過多で口内が乾燥して唾液の分泌が上手く働いていないことも。

女性は食事後には歯磨きをする習慣がありますが、男性は食事してもそのままにすることが多いかも知れません。

口内の臭いはサラリーマンのエチケットですが、マウスウォッシュだけですませていると歯周病や虫歯になってしまうこともあります。

煙草やコーヒー程度なら、デート前に控えてもらう事でなんとかなりますが、歯周病が原因で口内が臭うとなると根本的な改善が必要です。

高脂肪、高血糖、高血圧でも口内が臭くなる！

糖尿病は中高年だけの病気ではなく、子供から懸念される生活習慣病です。

糖質の代謝が上手く働かなくなるので、炭水化物をエネルギーとすることが出来なくなり、脂肪を分解してエネルギーに変換します。

一見、痩せそうで良さそうな気もしますが、糖代謝が働かずに脂肪が燃焼されると「ケトン体」が生まれこれが毛穴や肺から排出されてきます。

体臭がキツかったり、キスをしたときに酸っぱい臭いがするようなら要注意です。

糖尿病は肥満な人だけが起こるものではないので「痩せているから」と安心していると大変な事になってしまうのです。

彼氏や夫の舌は白くない？

とにかく毎回キスをすると、顔を近づけるだけで臭いがする場合、さりげなく舌の色をチェックしましょう。

歯磨きをしても舌を掃除する人はあまりいないようですが、この舌には食べかすや口内の古い細胞が溜まりやすくなっています。

疲労やストレスを感じると、舌苔が溜まりやすくなり臭いが強くなると言われています。

あまりびっしりとしている場合には、週に1回専用のブラシで掃除を勧めましょう。

おしゃべり好きな男性にはさりげなく水分を与えよう

ドライマウスは、誰でも起きるのですが、緊張すると唾液が減少して口の臭いも増えます。

意外に食事をしたあとに、水をしっかり飲む男性とキスをすると臭わないと言われるように、デート中におしゃべりしていたり、家でむっつりとしているような夫は唾液が出にくく口の中が臭うわけですね。

カフェインの入っているお茶も、キスの前には控えたいので「水」をペットボトルで持ち歩いたりして飲ませるのも方法です。

水を飲むことを相手に習慣づけてもらう

コーヒーのようにカフェインを含む飲み物の後は水を飲むだけで口臭を消してくれます。

「水を飲むと口がさっぱりするよね」とか「歯磨きできないときは水で口をスッキリするのエチケットだよね」と、さりげなくアピールしましょう。

夫には、お弁当にペットボトルをプラスして口が渇かないようにしてあげたり「取引先の人と合う事もあるから食事の後は歯磨き習慣つけると良いわよ」と歯ブラシセットを渡すのも良いですね。

普段から、歯を磨く習慣を促す事で口臭は防げますしダイレクトに「口が臭いからキスしたくない」と言わなくても良いと思います。

年齢が高くなると口は臭くなる

加齢も口臭の原因になるので、若い頃から口臭ケアはしっかりする事が大切です。

女性がしっかりと口臭ケアをしているのを見せていれば「自分もやった方が良いかな」と思うもの。

「口の臭いって気になるよね」とさりげなく話しておけば「自分もやろう」とやる気も出ます。

どうしても気になる、キスする度に臭いが耐えらないのなら「何食べたの？何か臭うよ」とハッキリ告げる勇気も時には必要です。

自分の口臭には気付きにくいので、人間関係がギクシャクする前にケアを勧めるのも大切ですよ。