垂れ乳改善!産後起きやすい垂れ乳予防にも
女性であれば、垂れ乳は年齢とともに誰もが戦わなければならない問題です。
悲しい事に、一度垂れるとなかなか上向きにする事が出来なくなるのです……
垂れ乳は加齢によるものだけでなく、生活習慣にも問題が隠されているので、原因を知った上で改善していきましょう。
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垂れ乳になる原因とは?
垂れ乳の原因はクーパー靭帯
女性のバストは脂肪と筋肉でできており、網の目のようなクーパー靭帯で支えられています。
乳腺や脂肪、大胸筋を繋ぐ大切な靭帯で多少は伸びても戻る力はあるのですが、強い刺激を何度も受けてしまうと伸びきってしまい戻らなくなります。
胸を揺らすような強い運動や、靭帯を伸ばしてしまう筋トレのやりすぎが原因と言えます。
ホルモンバランスの変化により垂れ乳に!
バストはエストロゲンにより、ハリを保ち・美しい形をキープしています。
加齢でバストが垂れてしまうのは、エストロゲンの低下によるもの。
最近は若い女性もホルモンバランスを崩しやすくなり、バストの形が崩れたり垂れやすくなっているようです。
姿勢の悪さから垂れ乳に!
日本人は猫背が多いのですが、背中が丸くなる事により上半身の血行が悪くなり胸回りの筋肉も上手く回らなくなります。
女性は冷え性の人も多いので、更に姿勢が悪くなる事が垂れ乳に繋がってしまいます。
体重が増えたことによりバストサイズが変化した
出産した女性に多い悩みが、出産後の垂れ乳でしょう。
妊娠して体重が増える事により、バストの皮膚だけでなくクーパー靭帯も伸びやすくなります。
肥満気味の人も、以前よりもバストが垂れたと感じやすいようで体重が増えると垂れ乳を感じやすくなるのは本当です。
下着の付け方、サイズが問題
ブラジャーは半年でサイズをチェックするのが大切なのですが、気に入っているからとそのまま着用したり、付け方自体が間違っていて締め付ける事で胸の形が崩れてしまうのです。
バストの垂れを防ぎたい!そんな時にはどうすれば良いの?
バストが一度垂れてしまうと、なかなか上手くは元のようには戻りません。
完全に垂れてしまわないような予防を先ず始めましょう。
靭帯が伸びないような生活を送る
下着は適したものを身に付け、スポーツにはスポーツブラ、夜はナイトブラでクーパー靭帯が伸びないようにしていきます。
ブラジャーの選択を間違えないようにすれば靭帯をキープできます。
下着のサイズも定期的に測定し、身体にあったものを身に付けましょう。
ズレを感じたら、きちんと直しておくのも大切です。
ズレたままにしておくと、ブラジャーで圧迫され垂れる原因にもつながっていまいますよ。
生活習慣からバストを守る
垂れたバストをエクササイズで元に戻していくのも必要ですが、日常的な癖を直すことで冷えを改善したり姿勢をキープしてバストを元に近いところまで引き上げる事ができます。
正しい生活は女性ホルモンの分泌を円滑にして、乳腺を発達させる事が出来ます。
食事も身体を温めるものをたっぷり食べる、女性ホルモンの分泌を良くする為にストレスを溜めないなど出来ることはたくさんあります。
もちろん禁煙や適度な運動を加えながら、健康な生活を送れば垂れ乳予防にも繋がるのです。
垂れたバストはハリを取り戻しましょう
一度垂れてしまうと、どんなエクササイズも効果が現れにくくなります。
予防をすることで垂れをそれ以上にしないこと、ケアでハリを取り戻すが一番です。
両手のひらをしっかり合わせましょう。息はしっかり吸って吐くのを忘れずに。
背中の背筋を同時に鍛える事で、下垂をくい止めていけます。
産後の垂れ乳をなんとかくい止めたい!
妊娠すると、ホルモンの関係でバストサイズが変化します。
今までのブラジャーは合わなくなるので、出来るだけ身体を締め付けないブラキャミやスポーツブラに変えるなどして、血行を悪くしないようにしましょう。
産後の過ごし方で、バストの垂れは予防できます。
産後と通常のエクササイズのやり方は異なるので注意しましょう。
授乳は左右のバランスを考える
母乳育児をしていると、抱きやすい方向ばかりで授乳をしてしまいがちになります。
左右の母乳をバランス良く与えることは、片方だけを大きくしないだけでなく乳腺炎予防の為にも大切な事です。
母乳育児の人は乳腺炎にもなりやすいので、左右のバランスだけでなく抱き方も工夫して乳腺が均等に使われるようにしてください。
マッサージは母乳を出すためだけにする
出産後は、思っている以上に体力を消耗しています。
無理にマッサージやエクササイズをする事で、母乳育児で疲労した乳腺を傷つける事にもなります。
母乳を出すためのマッサージは良いのですが、本格的なマッサージは卒乳後にしましょう。
授乳中は授乳に適したブラをつけること
妊娠中とはさらにサイズが異なりますし、授乳をする為には専用のブラが必要です。
後々を考えて、フィッターのいるランジェリーショップで授乳ブラを購入する事。
産前から産後は特にバストケアが大切ですので、ブラジャーはきちんとしたものを身に付けましょう。
まとめ
バストの下垂は加齢だけが原因ではありません。
普段からケアを行えば、食い止める事は出来ます。
下がってからより、完全に垂れてしまう前からバストをしっかりキープするような生活を行っていきましょう。