猫背を本気で治す方法!原因と対策で綺麗な姿勢をゲット
日本人の多くが猫背なのですが、この猫背は後天的な要因によりなっている事が多いようです。
見た目だけでなく、身体の不調にも繋がる猫背を治すには、身体のバランスを整えるのが大切です。
全身のバランスを整え、美しい筋肉をつければ背筋はピンとなり、美しい姿勢を保つことが出来ます。
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猫背はデメリットだらけ!
見た目にも、美しくない猫背は美容やダイエットにも影響を与えてしまいます。
女性には特に、顎のたるみやポッコリしたお腹、肌荒れ等のトラブルを起こしやすくなります。
猫背によりスタイルが悪くなる
胸の形が崩れたり、太ももが太くなる、痩せにくいのも身体のバランスの悪さから起きてしまいます。
猫背で肩こりが起こる
猫背で首が前に出てしまうとストレートネックになりやすく、頭痛や肩こりを引き起こしてしまいます。
腰痛も猫背で背骨が曲がってしまい負担を掛けてしまうので、生理の痛みを強くします。
猫背で体調不良になる
ホルモンバランスを司る脳の下垂体に血液が上手く運ばれなくなる為に、女性ホルモンの分泌が悪くなり様々な不調を感じやすくなります。
健康面でも美容面でも良い事はなにもありません。
しっかりと猫背を治すことで、身体の内面からキレイになれるのです。
猫背を改善するには筋トレだけではダメ!
猫背は背筋と腹筋のバランスが悪いことでも起こりますが、根本的な原因は身体の軸のブレにあります。
頭の先から爪先迄を、1本の線で表すと大体の人は前後左右に傾いています。
内臓の重さや筋肉のつき方で、多少は異なりますがインナーマッスルが鍛えられていないと身体はズレを起こします。
インナーマッスルは、腹筋や背筋なようにスポーツやトレーニングで鍛える筋肉とは違い、関節や背骨についている小さな筋肉です。
これがしっかりしていないと、幾ら外側の筋肉を鍛えても姿勢をキープ出来ません。
首や肩の関節や肩甲骨、股関節がかたいと動きが制限されてしまい筋肉を上手く使えなくなります。
インナーマッスルを鍛えれば、外側の筋肉もしっかりと働き身体の軸を支えキープする事が出来ます。
代謝アップもインナーマッスルを鍛える事でどんどん高くなり、痩せやすくスタイルアップに繋がるので筋トレを始める前にインナーマッスルの強化を行いましょう。
インナーマッスルは有酸素運動で鍛えよう!
有酸素運動と言えば、辛く激しい運動を思い浮かべてしまいます。
有酸素運動は「身体に酸素を送り込む」事をメインとした運動で「正しい呼吸」をする事で巡りを良くするのが目的です。
ウォーキングや水泳でも呼吸を意識しないと息切れしてしまいますよね?
ただ身体を動かすのではなく「呼吸を意識する」事で酸素を身体に供給するのが目的です。
毎日できなくても、週に2回程度有酸素運動をする事でインナーマッスルを鍛えて猫背を改善できます。
ヨガやウォーキング等の始めやすいものからやってみましょう。
腹部からお尻にかけてのインナーマッスルは、背骨を安定させ正しい姿勢をキープする為に重要な筋肉です。
これを鍛えれば、猫背だけでなく引き締まったウエストも手に入れられるので今日から少しずつ始めましょう。
簡単!楽チンのながらインナーマッスルトレーニング
普段の生活の中でもインナーマッスルトレーニングは出来ます。
気づいたらやるを繰り返せば、自然に意識をしていけます。
- 仰向けに寝転がり、背伸びをします。リラックスしたら、足首を左右順に曲げて伸ばしましょう。
- 仰向けに転がったら、膝を抱えて丸くなります。片方の足を伸ばして、反対は曲げたまま胸に近づけるようにユラユラ揺らしていきます。これを何回か左右繰り返したら、膝を抱えて丸くなりましょう。膝を立て、揃えたまま左右にゆっくりと倒します。
- 今度は、左右片側づつ床に倒してリラックスしてください。これだけで、背骨の起立筋から腹横筋、お尻のインナーマッスルが鍛えられます。息は鼻から吸って鼻から吐くをしっかり意識し、内部の筋肉が働いているのを感じてください。
- 両足を伸ばして、仙骨が立っているように意識します。顎は引いて、天井から紐で吊り下げられているように背筋を伸ばしてください。そのまままお尻で前に進み、後ろに下がります。これは2セットぐらいで構いません。次にお尻を上げながら前に進み、後ろへ下がりましょう。
- 腕を横に広げて捩りを入れます。肩に力が入らないように肩甲骨で動かすように意識しましょう。
腹筋と背筋のトレーニング
腰痛のある人は無理をしない程度に行なってください。
- うつ伏せに寝転がり、顎の下で手を組みます。片足づつゆっくりと上げていきましょう。気持ちが良いところまで上がったらキープ。ゆっくりと足を下ろして反対をやります。こちらは5セットまで目安にし、痛みが出たら休止します。
- 寝転がり、壁に足の裏をつけます。膝はお尻と直角になるくらいに曲げて、頭の後ろで手を組みます。頭を上に引き上げるように上に持ち上げます。首を曲げると痛めるので、腹筋を意識してお腹が持ち上がるのを感じてください。こちらも5セットを目安にし、毎日の日課にすると背筋がどんどん伸びてきます。寝転がった時に、床と腰に隙間が出来ないようにお腹を床に押し付けるように転がるのも忘れずに。
まとめ
簡単なトレーニングですが、毎日継続する事で、普段は使っていない意識していない筋肉を感じられます。
歩く姿勢も、お腹を引き上げるように意識すると背筋もピンと伸びてきます。
継続こそが猫背改善のポイントです。
少しずつ毎日続けてキレイな姿勢を手に入れてください。