知りたい男性心理

立ち会い出産をお願いした際の旦那の本音とは?

立ち会い出産で旦那と子供が産まれる喜びを分かち合いたい

立ち会い出産をお願いした際の旦那の本音とは?

これから妊婦さんになる皆様、今妊婦さんの皆様は、立ち会い出産を希望していますか?

立ち会い出産を希望するということは、旦那さんにすべてをさらけ出すということ。
恥ずかしいという女性もいれば、私だけ痛みで辛いのが悔しいという方もいるでしょう。

また、旦那と一緒に赤ちゃんが産まれてくる喜びを共有したいという女性も多いのでは?

今回は、立ち会い出産を旦那さんにお願いした際の「男の本音」に着目して、立ち会い出産をするべきかしないべきかの判断材料になれば良いなと思っています。

立ち会い出産とは?

生命誕生という神秘的な機会を共有しようという流れで、一気に広まったのが立ち会い出産。立ち会い出産という概念が生まれてまだ15年余りと、案外新しい動きなんです。

産院でもサポート体制が広がり、今や立ち会い出産は新しい夫婦の当然の選択のひとつとして根付いています。

立ち会い出産をお願いされた男の本音は?

立ち会い出産をお願いされた男の本音は?

すべてを旦那にさらけ出して見られるのが恥ずかしいという妊婦さんか、旦那は頼りない(笑)と思っている妊婦さん以外は、一度は立ち会い出産を検討するのではないでしょうか?

もちろんですが、旦那さんの考え方も十人十色。
快く立ち会い出産を希望する旦那さんもいれば、拒否する旦那さんもいるでしょう。

それぞれの男性の本音について紹介していきます。

快く立ち会い出産を希望する旦那の本音

これは、裏表なく出産の感動を共有したいという男性心理です。

また嫁の痛みを自分の存在で少しでも和らげたい安心して出産できるようにサポートしたいという想いが強い旦那さんだと思います。

但し、注意点として男というものは出産を甘く見ていることがほとんどです。
現実を直視できない旦那さんも数多くいるのが事実です。

映画のワンシーンのように、出産で嫁と感動しよう等と浅はかに考えている旦那さんは、口で快く立ち会い出産を希望したとしても、心の準備が足らず本番で何の役にも立たない、壮絶な現場に耐えられず卒倒し倒れる人までいるそうです。

快く立ち会い出産をOKした旦那さんには、自分の役割・心得・準備を怠らないようにしっかり教え込みましょう。

正直、男性は出産のことが本当に理解出来ていません、イライラする気持ちは一旦置いといて、優しい気持ちで教えてあげることが大切です。

しぶしぶ立ち会い出産を了承した旦那の本音

これは、男性同士の会話で聞く情報やエピソードから影響を受けて、少し怖がっている男性心理があります。

  • 嫁の出産シーンが壮絶だった
  • 出来ることが無かった
  • 女性として見れなくなった
  • 抱ける自信が無い

など、立ち会い出産に失敗した男からの、洗脳のような恐怖の言葉の数々が、男性の「立ち会い出産」を怖がらせている世論があるのも事実。

あなたが本当に旦那さんと出産の喜びを共有したくて、旦那さんと立ち会い出産を決める場合は、怖がらせず事実とそれ以上の感動があることを伝えてあげましょう。

怖がらせる世論の一方で、

  • 立ち会って良かった
  • 泣いた
  • 感動した
  • 女性(嫁)はすごいと感心した
  • 感謝の気持ちでいっぱいになった

など、肯定的な意見が多いのも事実なんです。

旦那さんの受け取り方がここまで真逆になってしまうのは、旦那さんの気持ちの準備、役割の認識が前もってできていたかどうかの問題です。

お互いに立ち会い出産の準備を進めることが大事です。

立ち会い出産を拒否した旦那の本音

これは2種類の男の考え方で決断していると考えられます。

1つ目の男性心理は、嫁を女性として見られなくなのでは?という心配からきていると思います。
恋の延長としての夫婦生活を大事にしたいタイプの男性に多い考え方です。

2つ目の男性心理は、何をしたら良いかわからないという心配からきていると思います。
男性は、妊娠期から出産まで、女性が味わうような赤ちゃんとの体験や苦しみ、辛さを味合うことがありません。

突然、自分の子供が産まれてくる、そういう心境だと言われています。
出産に対して、女性の何百倍も無知で、実体験として出産を捉えられないというのも事実だと思います。

また、出産シーンにグロテスクなイメージを持っている男性も多く、血がダメだという男性もいます。

立ち会い出産を拒否する男性は、無理強いして立ち会い出産しても、ほとんどメリットが無いので、実母に立ち会ってもらうなど、出産の形を変更する柔軟な考えも大事になります。

出産への不安を解消して欲しい、出産時の感動を一緒に共有したいのに…という想いは、拒否する男性にぶつければぶつけるほど、関係が悪化しかねません。

しぶしぶでも了承してくれそうなら、素直に「あなたがいるだけで出産の不安が無くなる」「出産時の感動を夫婦で噛みしめたい」というストレートな言葉でお願いしてみましょう。

全く無理そうなら、それを根に持つのでは無く、いろいろな不安が旦那側にもあるんだと理解して、「離れていても想いはひとつ」「応援していてね」という気持ちを大切にしましょう。

立ち会う旦那の役割や前準備

立ち会い出産をして、心から感動できる旦那さんは、きっと前準備が整っているからです。

探究心を持って、嫁のため、子供のため、自分のために出産について勉強することが大切なんです。

立ち会い出産に成功する旦那は、検診を毎回とは言わずとも一緒に行くのはもちろん、インターネットや本を利用して出産の勉強をし、嫁をしっかりサポート・ケアできる男です。

但し、どれだけ知識を入れたとしても所詮当事者にはなれないのが男性です。あなたが「どうしてこれを気づいてやってくれないの!?」とイライラするのではなく、しっかりとこういう手伝いをして欲しいと伝える事が大事です。

わからないものはわからない、これが男性心理です。

陣痛が始まった際に旦那さんがやるべきこととは?

腰のマッサージ、ママが楽になれる姿勢が出来るようにお手伝いする、汗を拭いてあげる、飲み物を渡してあげる、ママの不安が強くなった時は優しい言葉をかけてあげて。

最後にまとめ

立ち会い出産をお願いされた旦那さんの本音について紹介いたしました。

筆者としては、立ち会い出産はオススメしたいところです。そのためには、旦那の全面的な協力が必要不可欠ですので、旦那さんは常に協力体制の姿勢を忘れないこと、ママは旦那さんも男の女性にはわからない心理があるので、それを尊重し優しく促していく。

お互いが尊重し合って行くことが立ち会い出産の成功の鍵といえるでしょう。

また、立ち会い出産をした男性の方が、産まれた後の育児参加が積極的でイクメンになりやすいと言われています。

男性は理論で生きる生き物なので、生で見た方が苦労を感じ取ってママに優しくなる傾向があるようです。

ママさんは是非、旦那さんに立ち会い出産をお願いできるように、パパを上手に説得しましょうね。

この記事と一緒に読まれている人気記事