生理の際に足が痛い!だるい!原因と解消法
生理はホルモンの関係から、倦怠感も強く、生理痛や腰痛に加えて足が痛くなったりだるくなります。
特に立ち仕事の人にとっては長い1日になるので、『早く帰りたい!』と叫びたくなりますね。
どうして生理になると足までだるくなるのでしょうか。その解消法とケアをまとめてみました。
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生理前にはトラブルが一杯!
生理が始まる前から、ホルモンのバランスが崩れてくるのでPMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分症候群)を起こす人もいます。
PMS(月経前症候群)は、腹痛や頭痛、肌荒れやむくみ、足のだるさ等の身体的な症状に加えて、イライラや不眠などのメンタル症状があります。
通常は生理前の3日から10日にこれらが続き、生理が始まると楽になる事が多くなります。
この中でも、身体が全体的にむくみやすく足に出てしまうと『重くだるい』と感じるようになるのです。
生理前からは、黄体ホルモンの分泌が多くなるので水分の排出が悪くなりむくむようになります。
黄体期と足のだるさ
生理前のむくみは、身体に栄養を蓄えようとする為に水分も上手く排出できなっておこります。
この時期は妊娠に適した身体に作られているので、食欲も旺盛になり腸の働きもにぶってくるのです。
むくんだような太ったような足になると、これもまた困りますね。
精神的にも不安定になるので、ストレスも溜まりやすくますます足がだるくなってしまいます。
むくみが強いと、食事や水分をコントロールしたくなりますが、バランスの悪い食生活をしていると便秘になり、ますます足がパンパンになってしまいます。
こうなると足のだるさはMAXレベルに・・・。あまり神経質にならない事も大切です。
むくみやだるさは食事で解決
先ず、足のだるさの原因になるむくみを取るために食生活を見直します。
マッサージの前に、身体の中から原因を取り去る事も考えるべき。
体内ケアをせずして、だるさは改善できません。
むくみを取れば、だるさも改善されていきます。
水分を排出するにはカリウムが効果的ですが、ホルモンによるむくみは大豆イソフラボンが効きます。
大豆のホルモンによるむくみ解消効果
大豆には、イソフラボンだけでなくカリウムも豊富です。
植物性のタンパク質も豊富で、豆乳や納豆・豆腐はヘルシーですし血液をサラサラにする効果もあります。
他にも海草類や葉野菜にはカリウムが豊富です。
カリウムが豊富な食材に、大豆をしっかり摂取して足のだるさをケアしましょう。
カリウム摂取と共に気をつけたいのが、塩分です。
自分では気づいていなくても、加工品には塩分が非常に多く含まれているので生理前には控えるようにしましょう。
コーヒーや紅茶等のカフェインは、カリウム摂取を阻害するので飲みすぎにも注意が必要です。
日常的な動作にも問題が!
生理前だけ足がだるくなるのは、デスクワーク等で同じ姿勢を長く続けるからです。
ふくらはぎの筋力が低下すると、心臓に送り返すポンプ機能が働かなくなり、血行不良や冷え性を起こしやすくなります。
余分な水分を心臓に送れないためにむくみが表れてしまいだるくなってしまいます。
適度な運動やストレッチで、ふくらはぎを動かしポンプ機能をしっかりと働かせましょう。
マッサージやツボ押しにストレッチも効果的です。
特に道具もいらないので、だるさ改善に始めましょう。
足のだるさはマッサージでスッキリ!
重くでだるい足には水分が滞っています。
リンパの流れを良くすれば血液も流れ足のだるさが解消されます。
夏場は半身浴後、冬場等は入浴後に優しくマッサージをしましょう。
足首が固いとふくらはぎも固くなり、上手くマッサージが出来なくなるので足首を回して柔らかくしておくのも大切です。
毎日少しづつ続ける事が大切ですから、時間を作って行いましょう。
旦那や彼氏、家族の方とマッサージしあいっこするとスキンシップにも繋がり続けやすいですね!
ふくらはぎマッサージ
水分が出やすいように、白湯を飲んでマッサージするとだるさもスッキリします。
ボディクリームやアロマオイルを使い、肌を傷つけないように行います。
- 足首を揉みほぐします。
- 足首から膝まで、外側と内側を分けてマッサージしていきましょう。膝の裏までグッと流していきます。
- すねの骨の辺りを親指で押していきます。ゆっくりと焦らず軽く押していきます。
足の左右からマッサージをしたら、膝の裏のリンパ節を親指で刺激すると疲れもだるさもスッキリします。
左右の足をしっかりとマッサージしてください。
ツボも効きます!
足のツボは膝の裏から真っ直ぐにふくらはぎまで降りています。
足の裏の真ん中・ふくらはぎの一番盛り上がっている場所にそこから指を2本下げた場所と順に押していきます。
まとめ
生理前にだるくなる足は骨盤のヅレからも起きるので、付け根から全体的にだるく感じる事もあるようです。
ひどくなるとしびれてくるようになるので、早めに改善しましょう。
生理前だけでなく、毎日の習慣にマッサージやツボを刺激しておくと足のだるさを感じなくなっていきます。
生活習慣や食事にマッサージケアで生理前も元気に過ごしましょう。