美容と健康

【すそわきが】実は臭ってるかも!?陰部の臭い確認と改善方法

陰部の臭いは『すそわきが』と呼ばれ、陰部のわきがとされています。

陰部にわきが!?

自分では気づきにくく、パートナーに言われて恥ずかしい思いをする人も多いようです。

少なからず陰部には臭いが存在しますが『悪臭』となれば話は別です。

人には聞けない、相談できないデリケートな悩み。

自分でチェックしたり改善する方法を紹介していきます。

【すそわきが】実は臭ってるかも!?陰部の臭い確認と改善方法

すそわきがって何?

身体には、汗の臭いが強く感じるポイントが何箇所かあります。

特に脇と陰部は、臭いが強く出やすい場所で、他にもへそ回りや乳首、耳の中があるようです。

私達の身体には、エクリン汗腺とアポクリン汗腺という2つの汗腺が存在しています。

エクリン汗腺からは無臭の汗がでますが、アポクリン汗腺からは皮脂や尿素、アンモニアが皮脂腺の脂肪酸と混ざりあって出るために常在菌がそれを餌にして分解し悪臭となるのです。

陰部のわきがなので『すそわきが』と呼ばれます。

体質や遺伝は関係する?

わきがは遺伝も関係すると言われていますが、汗腺の数が遺伝子で決まるために両親がわきが体質であればわきが体質になる確率が高くなります。

また食生活で脂質の多い食事を食べる家庭では、わきが率も高くなるそうです。

体質よりも遺伝と食生活が陰部の臭いに深く関係すると言えるでしょう。

わきがだと陰部も臭いやすい?

アポクリン汗腺のある部位からは誰でも臭いが出るのですが、わきが体質の人は合併して起こしている事もあるので、わきがの人は注意した方が良いでしょう。

特に生理中は、陰部には経血と尿が混ざるので臭いが発生しやすくなっています。

また性的な興奮により、アポクリン汗腺が刺激され、エッチの時に臭いが強くなるとも言われています。

脇や陰部にはフェロモンが分泌されているのですが、この陰部の臭いもフェロモンの1つです。

ただ動物性タンパク質(牛肉・豚肉・鶏肉など)の多い食事が好きな人は、アポクリン汗腺が活発になり臭いが強くなりやすい傾向にあります。

わきがよりも陰部のすそわきがは女性に多く、子孫を残すためにより良い男性を惹き付ける為の名残とも言われています。

ですが、あまりにも不快なまでに臭いが強いと、パートナーに対しても消極的になりますし、恋にも臆病になってしまいます。

改善する方法はありますから、少しずつやっていきましょう。

陰部の臭いをチェックしたい!

自分の陰部の臭いが強いのか、そうではないかを確認するには幾つかチェックしたいことがあります。

比較的簡単ですから、日頃からチェックしておきましょう。

下着やパンツのチェック

臭いが強い場合には、パンツの股にも臭いが染み付いています。

ヒップラインから股に、臭いが残っているなら注意です。

おりものシートや下着に汗ジミがあるかないかもしっかりチェック!

おりもの以外に、汗が多く黄色いシミがあるなら陰部の臭いが強いと考えましょう。

耳垢とわきがのチェック

ブラウスやシャツの脇部分が、汗臭い、汗シミが出来ていないかをしっかりチェックします。

汗取りパットをつければ直ぐに分かりますが、アポクリン汗腺から出る汗には皮脂やアンモニアが混ざるので黄色に変化します。

わきがの確率が高いと、陰部も臭いが強くなっている可能性があります。

耳の中にもアポクリン汗腺があるので、湿った耳垢の人はわきがやすそわきがの可能性が高いです。

血圧の高い人も耳垢が湿りやすいので、脂質の多い食事をしていないかチェックしてみてください。

加齢や病気

カンジダに感染すると、おりものがチーズのようになったり臭いがするようになります。

酸っぱいような臭いがおりものからするようであれば、婦人科で一度診察を受けましょう。

加齢により細菌に感染しやすくなってきますから、30代に入ったら定期的な検診は大切でしょう。

陰部の臭いの改善方法まとめ

陰部の臭いが強いのは、遺伝だからと諦めてはいけません。

アポクリン汗腺が多いと、皆がわきがやすそわきがになるわけではないからです。

確率は高いのですが、生活習慣の改善で対処出来ます。

食生活を見直そう

陰部の臭いの原因は、常在菌がアポクリン汗腺に混ざる皮脂や尿酸等を分解するからです。

脂質や糖質が多くカロリーが高い食事は、血液をドロドロにしてしまい汗からも流れ出ます。

野菜や果物、発効食品を積極的に食べるようにして健康な身体を維持しましょう。

清潔な常態をキープする

おりものシートをつけっぱなしにしていたり、しっかりと尿や経血が拭き取れていないと臭いの原因になります。

生理中はビデを使ったりして細菌の繁殖を抑えましょう。

陰部の洗い方やソープにも気をつけて

陰部は非常にデリケートなので石鹸も良く泡立てて優しくあらいましょう。

弱酸性の固形石鹸やデリケートゾーン専用の石鹸を使いましょう。

液体のボディソープは、刺激が強く粘膜を痛めやすくしてしまいます。

界面活性剤の含まれていない、無添加が一番ベスト。

専用のソープを使うと、かなりの確率で臭いが気にならなくなります。

まとめ

陰部も加齢で、皮膚が老化していきます。

すると細菌も入りやすく、臭いの原因が増えてしまうものです。

食生活や臭い対策に合わせて、身体を締め付けない下着で血行を促し女性ホルモンを活性化させる事も大切です。

お洒落をしたい気持ちも分かりますが、締め付ける事で刺激を与えると、陰部の臭いが強くなります。

対策をやっても気になるのなら、一度病気チェックも兼ねて婦人科で相談してみるのも方法です。

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