マツエクでアレルギー!?原因と症状、改善方法ご紹介
顔の印象を変えるまつげ。
つけまつげを毎回つけるより、自然な雰囲気に出来るまつげエクステ(通称マツエク)は人気です。
ナチュラルですし、失敗もないので働く女性や主婦まで多くの人が利用しています。
ケアさえしっかりしていれば万全とも言われますが、エクステで使用するグルー(接着剤)で被れたりするアレルギーが問題になっています。
サロンでもグルーについては、肌に問題がないものを使うようにしているようですがマツエクしてから『目がかゆい』『充血した』等のトラブルは後を絶ちません。
このマツエクトラブルを回避するにはどの様な対処が必要なのでしょうか?
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マツエクトラブルの多くはグルーが原因
目の際にまつげを貼りつける為にはグルーと呼ばれる接着剤が必要です。
マツエクする前には必ず『パッチテスト』でアレルギー反応がないか、赤くなったり腫れ上がらないかを調べます。
アレルギー対応のグルーも用意されていますが、マツエクの持ちが弱くなるので、アレルギー反応がない場合には通常のグルーを使います。
なぜ、グルーでアレルギーが起こるかと言えば『接着剤』だからです。
通常は接着剤と言えば、ものを貼りつける時に使いますから、指に付いたりすれば洗い流して終わりなもの。
当然ですが、マツエクに使うものも安全性のあるグルーを使っていますし、医療現場で使用されている成分にもなっています。
マツエクのグルーの成分とは?
エクステのグルーの成分は、エチルシアノアクリレート・プチルシアノクリレートという接着成分やカーボン樹脂があります。
プチルシアノクリレートは医療用のものですが、エクステではこれでもかゆみや充血に結膜炎の報告がされています。
余程技術がないエステシャンでない限りは、皮膚にグルーが触れることはありませんしこの様な事が原因であるのは少数です。
多くの人は、『繰り返しマツエクをしている』『何かの拍子で異変を感じるようになった』と訴えています。
何故、グルーでアレルギーを起こしてしまうのでしょうか。
まつげエクステでアレルギーが起きる原因
そもそもアレルギーとは、ある物質に対して、身体の免疫が過剰に反応して起こります。
私達の身体は、細菌や埃・ウィルスから身体を守るために免疫細胞を持っています。
通常は、一度身体に入ると抗体を作り排除しますが、免疫力が落ちているとこの反応が過剰になり、かゆみやくしゃみ、鼻水、充血となります。
グルーをアレルゲンとして身体が認識すると、身体がグルーに対して免疫を作り排除しようとしてしまうのです。
アレルギー体質の人は、ちょっとした刺激にもすぐ反応するのですが、最近では後天的なアレルギー体質の人が増えているので、環境下における粗悪因子がグルーに反応すると症状が表れてしまうのです。
実際にどんなアレルギー症状が出るのでしょう
パッチテストでは問題は無くても、数日後に何等かの症状が表れる事があります。
以下の症状が表れたら、直ぐに病院を受診しましょう。
目のトラブル
- 朝の目やにが酷い。目が開きにくいくらいになっている。
- 目の中のゴロゴロ感がある
- 充血が酷い
- まぶたが腫れている・目の回りの皮膚が赤くなっている、または腫れている
その他の症状
- くしゃみと鼻水が止まらない
- 花粉症のように目と鼻に何等かの違和感がある
目だけでなく鼻にも症状が表れるので『花粉症』と間違えやすいのですが、目と鼻は繋がっているのでグルーでのアレルギー反応は鼻にも表れます。
この様な症状が表れたら、速やかにマツエクを外してください。
初期症状であれば、これで治まりますが症状が進んでいる場合には、外してもかゆみや充血は続きます。
症状が表れたら、直ぐに病院で診察を受けてください。
マツエクアレルギーの対処方法
先ずはエクステサロンが、病院と提携しているかを確認します。
提携している場合には、紹介して貰えたりもするので便利です。
体調が悪い・生理中の場合にはアレルギーが出やすくなるので注意!
体調を万全にして、マツエクを行うようにしましょう。
カウセリングを受ける
カウセリングでは体質や、アレルギー等の有無をはじめとして、どの様な施術をするかを説明します。
疑問に思うことはきちんと質問する事も大切です。
パッチテストは必ず受けること
脱毛のように当日行って、施術出来るサロンは危険です。
パッチテストでは、数本をつけて様子を見る事が大切です。
目元は皮膚も弱く、デリケートなので時間を掛けて調べるのが大切です。
マツエクをするなら、時間を掛けて身体に合うかをチェックする事も必要だと思います。
アレルギーで苦しまない為にも、これはしっかりやりましょう。
変化を感じたら直ぐに対応する
マツエクの場合には、アレルギー体質の人以外の人が、急に反応する確率が高いです。
何か症状が出たら我慢せずに、エクステを行ったサロンに問い合わせ、病院で治療を行いましょう。
おわりに
一度アレルギーが出たら、暫くはマツエクは中止します。
低刺激のアレルギー対応グルーも登場したので昔より安心してマツエクが出来るようになりました。
グルーの成分をチェックできるサロンも増えてきたので、マツエクサロン選びから始めてください。