生理中はおなら(ガス)が良く出る!?原因とは?
最近はお腹のハリやガス溜まりに悩む女性が増えています。
特におならは人前で出てしまうと『穴があるなら入りたい』くらいに恥ずかしいもの。
なんだか生理が始まるとおならが出てしまう、増えるような気がする・・・そんな人いるのでは?
どうして生理が始まるとおならが出るようになるんでしょうか?ご紹介いたします。
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生理前におならが増える!どうして?
生理が始まる前には女性ホルモンの変化が始まります。
排卵後から高温期に入り、生理が始まる前まで黄体ホルモンが増えてきます。
生理前になると甘いものが食べたくなりますよね。
スイーツには脂質や糖質が多いので、胃腸の働きが悪いところにスイーツを食べて脂質や糖質が腸に入ると、腸が詰まりやすくなるわけです。
加えて黄体ホルモンは体内に水分を溜めやすくなり、むくみが起きやすくなるのも原因です。
腸がむくんでしまうと、老廃物の流れも悪くなり便が上手く押し出せなくなるのです。
食欲コントロールも出来ない生理前には、ちょっとした脂質や糖質、味の濃いものを食べてしまうと消化不良を起こしてしまい腸内で食べかすが発酵しガスとなります。
腸内に増える悪玉菌は、脂質や糖質を餌にして増えていきます。
これがおならの原因で、更に臭いまで強くしてしまうんです。
生理中におならが増えるのは、これが原因!
生理前から、腸のむくみが起きるのですが生理が始まると更にガスが溜まり始めます。
生理が始まると黄体ホルモンの分泌が止まり、腸の働きは正常に戻っていきます。
中には便秘が改善される方もいますが下痢となり調子が悪くなる人もいます。
腸の働きが良くなる事で、溜まっていたガスが押し出されてしまうこともあります。
通常から腸の働きが良い人や管理が出来ていれば、便秘や下痢とも無縁ですが排便リズムが悪い人は生理前だけでなく、生理が始まってもおならに悩む事になるのです。
経血中には子宮が収縮するので、腸の働きを阻害するのも便秘を起こしやすくガスを溜める要因の1つです。
むくみに加えて冷えが子宮を固くしてしまうので生理痛も強くなり、消化不良と合いなってガスも発生しやすくなるのです。
生理中には、生理痛と共に胃腸がチクチクしてしまう事もありますよね?
おならが出ても、スッキリとせずに出れば出たで臭いがキツく困ります。
なんとか不快な下腹部痛や、おならをスッキリとする為には、生理前から消化の良い食事を心掛け、むくみを解消するような食材を食べること、身体を冷やさずに締め付けない、温かい飲み物を積極的に心掛けてください。
女性ホルモンのコントロールでおならもやコントロールしよう
女性の身体はホルモンバランスが入れ替わるので安定させておくのが大切です。
生理前から生理にかけて、黄体ホルモンが増え不快な症状が出るので『黄体ホルモンは悪者』的な印象がありますよね。
確かにエストロゲンは、美しさの元になる大切なホルモンですが、黄体ホルモンもなくてはならないホルモンの1つです。
エストロゲンと黄体ホルモンであるプロゲステロンのバランスが取れている事が美容にも健康にも素晴らしい効果があり、女性らしい美しい身体を作り上げる事を忘れてはいけません。
過剰にエストロゲンが増えてしまうと、生理前症候群(PMS)が悪化してしまう危険性があります。
生理前症候群とは
生理が始まる1週間前辺りから、イライラや気分の落ち込み、食欲増進や頭痛に便秘などの症状が現れるのは、エストロゲン過剰による弊害「生理前症候群」の症状の1つです。
確かにエストロゲンは減ると困りますが、増えすぎると生理前症候群が辛くなる連鎖が起こるのです。
ストレスを感じると過食になり、消化が悪くなる事で便秘になりやすくなります。
老廃物が増えれば、腐敗してしまいおならの原因にもなるのです。
生理前や生理中のおならは、生理前症候群の1つでもあるので、常日頃からホルモンバランスを整える事を考える事が大切なのです。
子宮に筋腫があるなどの疾患を抱えてしまうと、腸の圧迫が強くなりガスが溜まりやすくなると言うことです。
ホルモンバランスは便秘と深い関係がある
おならは便秘が原因ですから、元になる便秘を改善する事が解決策です。
エストロゲンが増えると、便で排出されていきますがサプリメントの摂取が多過ぎたり便秘が長く続いてしまうと自力でエストロゲンのコントロールが出来なくなります。
食事で便秘を改善するのも大切ですが、お腹回りの筋力が弱ってしまうと排便がスムーズにいかずに便秘体質になってしまいます。
便秘を改善して、おならの悩みを解決するには毎日の生活習慣を見直すことに加えて、適度な運動で筋力をアップしておくのも大切なのです。
まとめ
生理に関わるおならの悩みを解決するには、普段から便秘にならないようにしておくこと。
食生活に運動のバランス、ホルモンの安定とストレスを溜めないなど色んな角度から腸を元気にしてあげる事が大切であると言えるのです。