美容と健康

かかとのカサカサの原因と改善方法

夏はサンダルを履くと、かかとのカサカサが気になります。

特に乾燥が目立つので、固くなったりひび割れしてしまったりと厄介なもの。

今回は、そんなかかとのカサカサの原因と対処方法についてまとめていきます。

かかとのカサカサの原因と改善方法

どうしてカサカサのかかとになるの?

ヒールやブーツで常に隠れているのがかかとです。

そうは言っても、同じ体の一部なのにどうして乾燥が酷く固くなりカサカサするんでしょうか?

かかとに皮脂腺がないことが原因です!

その一番の原因は、皮脂腺がかかとには存在しない事があげられます。

体にはたくさんの皮脂腺があり、何もしなくても天然の皮脂がクリームになり肌を潤しているんです。

その皮脂腺がかかとには存在しないので、乾燥するとカサカサしてしまいます。

加えて体重がかかるかかとは歩いたり座ったりすると、常に刺激を受けてしまうので角質層がダメージを受けやすく乾燥が酷くなるを繰り返します。

通常の肌は乾燥すれば皮脂腺から皮脂が分泌されて潤うのですが、かかとに関してはそれが行われずに角質が厚くなり乾燥を防ごうとするのです。

角質が厚くなるとひび割れが起きてしまい、カサカサ以外にも肌トラブルを引き起こしてしまうのです。

女性に多い、冷えも足自体の血行を悪くしますから、むくみが起きると代謝も悪くなり古い角質がはがれ落ちなくなりカチカチになって痛みを感じたり、ゴワゴワして見た目にも美しくなくなります。

皮脂に加えて角質層の水分不足も、弾力を失わせてひび割れを起こす原因にもなりますから気をつけましょう。

セルフケアによる乾燥も原因に

足は常に靴下や靴で守られていますが、靴のサイズが合っていないと、力がかかとに集中するので摩擦が強く角質を厚くします。

厚くなった角質を、削りすぎてしまっても余計に角質を増やす原因にもなるのでケアには注意が必要です。

皮脂腺がないことで、天然のクリームに保護されていないので顔と同じように保湿ケアが大切になるのです。

かかとも水虫に?!

かかとも水虫に!!
出典 my naviニュース

白廨菌と呼ばれる足の水虫は、指の親指によく見られますが実はかかとにも発症します。

かかとに白い粉が拭いていたり、白くカチカチしていたら要注意!

これはカビの一種ですが、種類がいくつかあり角質増殖型の水虫になると、かかとだけでなく足裏全体に症状が現れます。

特にかかとの角質が厚く硬くなり、ひび割れや皮むけが見られます。
水虫は痒みがなくても、なってしまい放置すると菌が角質の奥深くに入り込むので気をつけましょう。

かかとのカサカサ対策

カチカチになったかかとにクリームを塗っても、角質の奥まで届きません。

先ずは古い角質を取り去る事から始めましょう。

軽石やスクラブでのケア

硬くなったかかとの角質は、スクラブでは直ぐには落とせません。

先ずは足を温め角質を軟らかくしてから軽石で優しくケアをしていきます。

一気に削らずに、最初は表面の角質を優しく落としていきましょう。

撫でるようにかかとを軽石でマッサージしていきます。くるくると優しく削りとったらクリームでケアをしておくのも忘れずに。

角質ケアは毎日ではなく1週間に3回程度に止めておいてください。

角質を削りすぎると、必要な角質まで落としてしまいます。

足湯や入浴で角質を柔らかくしてから保湿を行います。

かかとの保湿はクリームを使う

角質を除去したら、クリームを使って保湿を行います。

角質が硬くなっている原因により、クリームの成分を変えるのも1つです。

赤ちゃんの時は、つるつるしたかかとも年齢と共に硬くなっていきます、そんな時には、角質を柔らかくするクリームや保湿力のあるクリームがベストです。

シアバター

かかとのカサカサ改善 - シアバター

天然の植物油で乾燥肌対策に使う人も増えています。

古来から薬用として利用されていましたから、万能薬としても有名ですよね。

人の皮脂に近い脂肪酸なので馴染みもよく、乾燥からかかとを守ります。

固形になっているので、両手て充分に温めてからしっかりと伸ばして使いましょう。

ニベア

かかとのカサカサ改善 - ニベア

青缶で有名なニベアクリームは全身のケアに使えるリースナブルなクリームです。

セレブ愛用の『ドゥ・ラ・メール』と成分がほとんど同じと言うことで話題になりました。

テクスチャが固いので、こちらも手の平で柔らかくしてからかかとにすりこむようにします。

馬油

かかとのカサカサ改善 - 馬油

ワセリンのような保湿力のあるクリームは、肌に油膜を作り乾燥を防ぎますが保湿となると若干劣ります。

かかとのカサカサを改善するには、成分が角質層まで届くのが大切です。

馬油は、乾燥を防ぐだけでなく角質層まで浸透する優れた力があります。

ある程度、かかとに水分があれば通常の保湿クリームも効果が現れますが、ひび割れまで起こすとなると角質層まで浸透しターンオーバーを促すことが大切です。

少量でかかとの保湿ができるので、ひどいカサカサ対策には一番お勧めです。

全身に使えますから、1つは用意しておきましょう。

尿素クリーム

かかとのカサカサ改善 - 尿素クリーム

尿素は角質を柔らかくするので外用薬にもよく配合されています。

尿素は肌にも存在する保湿成分の1つで、肌のターンオーバーにも働きかけてくれます。

尿素はタンパク質を分解してくれるので、余計な角質を分解してかかとのカサカサを改善します。

使いはじめは角質も柔らかくなりますが、分解が早くなると肌のターンオーバーが早くなるので水分の保湿が上手くいかなくなります。

ある程度良くなったら、シアバターや馬油に保湿クリームを変えてキープを心がけましょう。

まとめ

保湿クリームでかかとをしっかり保湿したら、靴下で乾燥と冷えを防ぎます。体を冷やさないようにして、繰り返さないようにするのも大切ですから毎日保湿を忘れずに。

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